Voltage Modular Nucleus サンプルアンドホールドでランダムシーケンスの作り方

2019 08 29 23h48 29 1 Modular
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Voltage Modular Nucleus サンプルアンドホールドでランダムシーケンスの作り方

Chillout with Beats の yosi です。

サンプルアンドホールドの記事をVCV Rackで書いていて思いついた事があったので試してみました。

あまり需要は無いと思いますので細かい説明はしていません。
(需要があるようなら追記します)

Voltage ModularはCoreでも16ステップシーケンサは付いていないんですよね。
(ケチですよね・・・)

なんかランダムシーケンスでも作れないか考えていたのですが、サンプルアンドホールドで行けるかなと試してみました。

今回は「Mini LFO」と「8-Step-Sequencer」の2種類を使ってサンプルアンドホールドからランダムシーケンスを生成します。

普通に作っても面白くないんので、サンプルアンドホールドに速度の違う2つの「8-Step-Sequencer」を入れてよりランダム要素を増やしてみました。

LFOをソースとしてサンプルアンドホールドでランダムシーケンスを作る

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まずはシンプルなLFOを使ったサンプルアンドホールドです。

DAWのMIDIノートをGATEとして利用します。

使うモジュールは以下の通りです。

・OSCILLATOR
・FILTER
・AMPLIFIER
・SAMPLE AND HOLD
・MINI LFO

こんな感じの効果が得られます。

どっかで聴いた事ある音ですよね。

少し動かすパラメータを変更するとこんな効果が得られます。

以下の動画の39秒あたりでLFOとサンプルアンドホールドのRateの周期があってLFOとピッチがリンクしています。

そして1V/OCTにもサンプルアンドホールドのアウトをつないでいるので、低い音の時はカットオフが閉じて、高い音ではカットオフが開くので、カットオフとピッチも綺麗リンクしています。

LFOをソースとする場合、1点問題があって、BPM同期しません。

効果音を作るには良いですが、DAWから同期して使うとなるとあまり使い道がないと思います。

シーケンサーをソースとしてサンプルアンドホールドでランダムシーケンスを作る1

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まずはシーケンサ1つで作ります。

「MINI LFO」の代わりに「8 Step Sequencer」と「SYNC DIVIDER」を使います。

シーケンサを使うメリットはBPM同期です。

Voltage Modular NucleusでBPM同期出来るのはシーケンサーだけなので。

簡単なので細かい説明は端折ります。

 

シーケンサーをソースとしてサンプルアンドホールドでランダムシーケンスを作る2

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先ほどの構成に「8 Step Sequencer」と「SYNC DIVIDER」を1台ずつ追加します。

こちらも簡単なので細かい説明は端折ります。

新しく加えた「8 Step Sequencer」の「OUT」を「SAMPLE AND HOLD」の「IN」に接続します。「SYNC DEVIDER」のスピードを変えるとランダムシーケンスが出力出来ます。

2つのシーケンサーのGATE OUTが重なった時に音が高くなる仕組みです。

 

Voltage Modular Nucleus サンプルアンドホールドでランダムシーケンスの作り方 まとめ

とても簡単な原理なので覚えておくと色々使えそうです。

モジュラーでなくても応用できるかもしれません。

次回からまたCoreモジュールの記事を書いていきます。

他の無料版のVoltage Modular Nucleusの記事は以下の通りです。

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