概要
Chillout with Beats の yosi です。
Patcherってほんと素晴らしいんですよね。
今回、リバースディレイを作る方法をご紹介します。
まずはどんな感じになるか聴いてみて下さい。
Dry音
Wet音
リバースDelayの構想を練る
まず自分好みのDeleyの構想を練ります。
Delay音は2つでDelay1はそのまま Delay2はフィードバックが掛かる毎に低音が削れていく(High Pass) Delay2のパラをリバース再生してIRを通して音の抜けを良くする
こんな感じにしてみようと思います。
実装
プラグインは全てFLStudio内蔵のものを使います。
DelayはにFruity Delay 3を2つ使います。
接続は以下の感じです。
In->Delay1->Out In->Delay2->Grossbeat->FrutyConvol->Out
一応画像も載せときます。
Delay1
Delay2
GrossBeat
GrossBeatの使い方は以下のGrossBeatの記事を参考にして下さい。

FLStudioの使い方まとめ
FLStudioの使い方まとめ(2024/02/11更新) FL Studioの使い方が増えてきたので、まとめページを作りました。 このページを起点として、見て行って頂くと良いかと思います。 新しいFL Studioに関する記事を書いたら、ここに加えていきます...
IRはFokke van Saaneさんの「70’s Philips box stereo.wav」を使いました。
取得方法は以下の記事を参考にして下さい。

無料の小さいスピーカーや電話のインパルスレスポンス(IR)【動画付き】
どっぷりImpulseResponse(以降IR)にはまっております。 今回はスピーカーや電話のIRを紹介します。 Fokke van SaaneさんのIR Fokke van Saaneさんが無料で公開しているIRです。 Speakers and Telep...
まとめ
如何でしょうか。多分ですが、ここまで簡単で自由に構築出来るDelayは無いと思います。
(ReaktorやMaxを使えばもっと複雑な事は出来ますが購入と習得コストが結構掛かります。)
今回はシンプルにしてみましたが、例えばDelay2をパラで出して、片方はサチュレーション、コーラスを掛けたり、もう片方はピッチを1オクターブ上げてリバースするなんてことも簡単に出来ます。
(使える音になるかは怪しいですが・・・)
自由度は普通のDelayと比べものになりませんね。
あと今回は触れていませんが、パラメータをまとめてコントロールするControl Surfaceというものがあるので、その辺も追って記事にしてきます。
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