ちょっと時間が取れないので小出しで行きます。
McDSP EC-300を多くの方がゲットしたかと思いますので、使い方を書いていきます。
まだ入手していないという方はこちらの記事を先に読んで下さい。
McDSP EC-300素晴らしいですね、これ貰ったら当分ディレイ買わないで良いんじゃないかと思います。(マルチタップとかトリッキーなの欲しい方は別)
なお、ディレイの使い方なんて知ってるよという方が多いと思いますので、EC-300に搭載されている3つのタイプの特長とその使い方を3回で解説していきます。
その後に3つのタイプ共通の機能の解説をしていきます。
McDSP EC-300の概要
EC-300 Echo Collectionは、数十種類のエコー&コーラス・エフェクトのサウンドを1つのプラグインに収めたものです。マグネティック、デジタル、アナログの3つのディレイ・タイプは、豊富なユーザー・コントロール、豊富なキャラクター・モード、非常にスタイリッシュなビジュアル・フィードバック、そして20年近くにわたるMcDSPのギア・モデリングの経験を搭載しています。EC-300の各ディレイ・タイプには、新しいユニークなサウンドを作り出すための追加キャラクター・モードが搭載されています。その他のディレイ機能としては、調整可能なアチュレーション、ワウ&フラッター、ディレイ出力ダッキング、インループ・フィルタリングとEQ、入出力段でのレベル・コントロールがあります。EC-300はシングル、デュアル、ピンポンモードで動作し、ディレイタイムはセッションのプレイバックやタップしたテンポに同期させることができます。
McDSP EC-300に搭載されている3タイプの特長
McDSP EC-300には以下の3つのタイプが搭載されています。
・Digital Delay(デジタルディレイ)
・Analog Delay(アナログディレイ)
ディレイタイプの変更は以下のから行います。
Magnetic Delay(テープエコー)
Magnetic Delay(テープエコー)の特徴は以下です。
②WOW
③FULTTER
④DELAY CHARACTER(5種類のテープキャラクター)
①SATURATION
ディレイ入力のオーバーロードによる歪み量
「SATURATION」はディレイ音にのみ掛かります。
②WOW、③FULTTER
Wow – 低周波の遅延変調,磁気テープの材質に影響される
Flutter – 高周波の遅延変調,磁気テープの材質に影響される
「WOW」と「FULTTER」は基本同じ効果ですが、低周波か高周波で分けられています。
「WOW」は特に効果が判り辛いですが、「SATURATION」を最大にして強調すると判ると思います。(ノブが中間のときが一番効果が強いように感じます。)
「FULTTER」も「SATURATION」を最大にして動画にしました。
なお「DELAY CHARACTER」の影響を受けます。
④DELAY CHARACTER(5種類のテープキャラクター)
DELAY CHARACTERー – 特定のディレイタイプに対応したアルゴリズム調整の選択
画面下部にドロップダウンのような感じでテープキャラクターを選択出来ます。
今回はここまでです。
まとめ
しっかり作り込まれていています。
「Magnetic Delay」だけが販売されていても全く違和感ないです。
次回はDigital Delay(デジタルディレイ)
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