PolyverseのSupermodalのプリセットをMIDIノートで切り替える方法
今日はPolyverseさんの「Supermodal」のプリセットをMIDIノートで切り替える方法を解説していきます。
Logicをお使いの方は簡単に出来るようですが、残念ながらFL Studioだとそうはいきません。
この記事では無料の32bitプラグインを使うFL Studioユーザ向きの方法を解説します。
音デモ
リアルタイムでMIDIキーボードを弾くとこんな感じです。
無駄に楽しいです。
N2CC(32bit)プラグインを使って「Supermodal」のプリセットをMIDIノートで切り替える
上の動画の通り、FL Studioを使ってプリセットをMIDIノートで変える方法を解説します。
「Supermodal」のプリセットはMIDI CCの119番で変える事が出来ます。
またバンクの切り替えはMIDI CCの118番で可能とマニュアルにはありますが、FL Studioでは切り替えが出来ませんでした。
(この記事ではユーザバンク(myPresets)を使った解説です)
FL Studio以外のユーザはBridge系のプラグインを使う必要があります。
事前準備
まずはMIDIノートとMIDI CCを変換するプラグインN2CC(32bit)を用意します。
ダウンロード
オフィシャルでは残念ながらダウンロード出来なくなっています。
代替え手段としてplugins4freeさんからダウンロードが可能です。
ブラックよりのグレーだと思うので自己責任でお願いします。
インストール
VST2 32bitなのでインストール先はそれぞれ異なります。
大体は以下のどちらかだと思います。
C:\Program Files (x86)\Vstplugins
C:\Program Files (x86)\Steinberg\VSTplugins
N2CCの設定
まずは「N2CC」をミキサーに起動します。
「MIDI CC」の所をドラッグして「119」にします。
歯車アイコンから「MIDI」の「Input port」を「0」、「Output port」を「1」にします。
Supermodalの設定
「Supermodal」をミキサーに読み込みます。
歯車アイコンから「MIDI」の「Input port」を「1」にします。
MIDI outの設定
「MIDI out」を読み込みます。
設定はデフォルトで大丈夫です。
(Portは「0」)
ユーザーバンク(myPresets)の用意
ユーザーバンク(myPresets)は最初は空で、MIDIノートで切り替える事が出来るのは現状このバンクだけです。
マニュアルにはMIDI CC 118で切り替え可能とありますが、FL Studioで試す限りは切り替わりませんでした。
ですからまずはユーザーバンク(myPresets)を埋めていく作業が必要です。
既存のプリセットを選択してユーザーバンク(myPresets)にドラッグアンドドロップでコピーが出来ます。
動画を用意しました。
コピーを繰り返してユーザーバンク(myPresets)をある程度埋めます。
やり方としては音を鳴らしながら気に入ったプリセットをコピーすると良いです。
現状はプリセットの並べ変えが出来ないのと、複数プリセットのコピーが出来ないのがちょっと残念です。
この辺はアップデートに期待です。
MIDIノートでプリセットを切り替える
では実際にMIDIノートでプリセットを切り替えていきます。
ユーザーバンク(myPresets)の一番上からMIDI CC 119の「0」に割り当てられています。
そして「N2CC」のデフォルトはC-2から始まるので、FL Studioの場合は「MIDI out」の一番したC0がMIDI CC 119の「0」となります。
動画を用意しました。
まとめ
プリセットの切り替えがMIDIで出来るのは良いですね。
ノブ等でMIDI CCを操作すると狙ったプリセットに切り替える事が困難です。
64bitVSTだとCodefn42さんのNoteMapperを使えば出来ます。
ただ割り当てを1つずつ作る必要があります。
コメント