【無料】FLStudioのPatcherでRC-20を再現したVC-20の紹介
これは面白いです。
Daniel Ciekalskiさんという方がRC-20をPatcherを使って再現しました。
当然RC-20と同じとはいきませんが、無料でこのクオリティは素晴らしいです。
RC-20を持って無い方は是非入手してください。
この記事では以下の内容でお送りします。
・VC-20のダウンロードの方法
・VC-20をPatcherのプリセットから起動する方法
では早速解説していきます。
VC-20のダウンロードの方法
まずはダウンロードしましょう。
以下のリンクより遷移し、2つのファイルをダウンロードします。
(要FLStudioのアカウント)
「VC-20_v1.2.fst」と「20_Noise.zip」をダウンロードします。
「20_Noise.zip」は解凍して「Packs」フォルダの中に入れます。
(「Packs」フォルダはFLStudioをインストールすると作られるので必ずあります)
あとは「VC-20_v1.2.fst」をFLStudioにドラッグアンドドロップすれば開けます。
VC-20をPatcherのプリセットから起動する方法
このままだと使い勝手が悪いので、Patcherから呼び出せるようにしましょう。
左上の▼から「Save preset as」から保存します。
「Patcher」のフォルダの中に保存すると「Patcher」のプリセットから開けるようになります。
【無料】FLStudioのPatcherでRC-20を再現したVC-20の紹介まとめ
これPatcherで作っちゃうって凄いですね。
中身を少し見ましたが、アイデアと作り上げる根性に脱帽します。
こんな感じです。
ReaktorとかMaxとか使って作るならまだわかるのですが、Patcherでやってしまうのがほんと凄いですね。(なんかエクセルで凄い絵を書いちゃう人みたいな)
しかしDirectWaveを使うアイデアは是非活用したいです。
コメント
FLユーザーじゃないのでPatcherを深く知らないですが、これが変態じみてることはわかります。
私がエフェクトを自作するときはMeldaのMXXXを使うことが多いですが、複数のパラメータを1つのつまみで操作しようとするとそこそこ面倒です。(Serumのマクロ機能を複雑にした感じ)
そこからレイアウトまで再現しようとしているところに狂気を感じますw
LogicからLiveに移行して、Effect RackやInstrument Rackで並列処理が簡単に組めることに感動しましたが、やはりPatcherは自由度が更に上だと実感しました(´・ω・`)
コメントありがとうございます。
MXXXは凄そうだなぁと前々から思っていますが、メルダさんなので・・・割愛しますw
VC-20の中を見るとちょっとヤバいレベルの細かさなんですよ。
多分なんですが、1つのモジュールづつ作って最後に合わせたんだと思うんですが、凄過ぎます。
(何かやり方があるのかもしれません)
中身の画像を一番最後のまとめに追加してみましたので、もしよければ見てみて下さい。
Patcher良いのですがLiveはMaxがありますからね。
Maxの勉強はしたいのですが、結構挫折しまくりです・・・
>中身の画像を一番最後のまとめに追加してみましたので、もしよければ見てみて下さい。
これは酷いw(褒め言葉)
Patcherで直接作ったとは流石に思えないので、yosiさんの言うように別の方法をとっていそうです。
DTMとは離れますが、モジュールとノードを組み合わせる似たようなソフトにSPICEという電子回路シミュレータがあります。
SPICEの場合、モジュールとノードがどのようにつなぎ合わさっているのか記述されているテキストファイルがあって、大規模な回路だとそのファイルを弄ったりするので、Patcherでも似たようなノード情報が記述されたファイルがありそうです。
それがあったとしても膨大なのでやばいですがw
>Patcher良いのですがLiveはMaxがありますからね。
>Maxの勉強はしたいのですが、結構挫折しまくりです・・・
MaxはAU/VSTプラグインよりも許されている権限が大きいのが良いですね。
DAWやハードウェアの操作をしたり、より詳細な情報をMaxデバイスが取得できたり…。
ただ、私も自作するには至っていないので、Gumroadで良さげなデバイス漁って試してます。
(自作できなくても便利)
Maxは新しいプラグイン形式に近い感じで、Patcherは優秀なモジュラーという感じなので、Liveから見るとPatcherやっぱり羨ましいですw
お返事ありがとうございます。
>DTMとは離れますが、モジュールとノードを組み合わせる似たようなソフトにSPICEという電子回路シミュレータがあります。
>SPICEの場合、モジュールとノードがどのようにつなぎ合わさっているのか記述されているテキストファイルがあって、大規模な回路だとそのファイルを弄ったりするので、Patcherでも似たようなノード情報が記述されたファイルがありそうです。
なるほどーそんなソフトもあるんですね。
テキストで思い出したのですが、MAXやPure Dataも中身はテキストだったとどっかで見ました。
じゃあと思ってPatcherのファイルを調べてみましたが、UTF8で一部文字化けありでした。
ImageLine(FLStudioの製造元)としてはテキストでのエディットは非サポートで情報を公開してないようです。
下手なエディットするとファイルが開かなくなりそうです。
う~ん、なぞは深まりましたw
>MaxはAU/VSTプラグインよりも許されている権限が大きいのが良いですね。
ほんとそうですよね。
ただ結構な量の知識が無いと全然まともな事が出来ないんですよね・・・
これをなんとか克服したい所です。
Patcherのメリットは誰でも少しの知識で色々な事がささっと出来る所ですね。
でもあと一歩と言う所であれこれ欲しくなっちゃうんですよ。
無いものねだりなんでしょうけど。