FLStudioでImpulse Responseの作り方

DTM
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Chillout with Beats の管理人 yosi です。

最近Impulse Response(以降IRと表記)記事に取り上げるようになって色々調べているうちに自分でも作りたくなりました。

FLStudioは32bitプラグインのブリッジもしてくれますので、32bitのプラグインで64bitでは使えないプラグイン(ほぼリバーブ限定)のIRを作れます。

そこでFLStudioを使ったIRの作り方を紹介します。

FLStudioは体験版でも書き出し出来ますので、体験版版を使ってIRを取得する事も可能です。

体験版については以下の記事を参考にして下さい。

無料IRについてはこちらのタグを見てみて下さい。色々紹介しています。

 

IRとは

引用します。

略してIRとも呼ばれる。1発だけの幅の無いパルス(インパルス)に対する反応の事。音の信号とコンボリューション演算を行う事により、残響効果エフェクトであるリバーブを発生するコンボリューションリバーブで使われる。

引用元:www.g200kg.com

難しいことは判りませんが、とりあえずIRがあれば、制限はあれどリアルな残響効果(リバーブ)が得られるということですね。

一応FLStutioのオフィシャルでもビデオがあったので、載せときます。

英語が苦手な人でも十分判ると思います。

では実際に作ってみます。

IRの作り方

FLStudioでミキサーに以下のようにFruty ConbolverとIRを取りたいエフェクト、Fruty Conbolverと3つ用意します。

一つ目のFruty Conbolverを「Fruty Conbolver1」、二つ目を「Fruty Conbolver2」として説明していきます。

まず、IRを取りたいエフェクトでパラメータの設定を変えておきます。
この時注意点は全てWetのみにしておきます。

次に「Fruty Conbolver2」で録音ボタンをクリックします。

そして「Fruty Conbolver1」で稲妻のアイコンをクリックします。

これで「Fruty Conbolver2」に録音され、勝手に録音が止まり余分な所はカットされノーマライズまでしてくれます!(素晴らしい!)

以上です。めちゃめちゃ簡単です。重いリバーブなんかはこの方法を使えば質を落とさず、軽量化が出来ます。

 

音源デモ

まず、今回FLStudio内蔵のFruty Reverb2でやってみました。

しかし思わぬ事実。Fruty Reverb2はモノラルなんですね。
(今更知って恥ずかしい限り・・・)

なので聞こえ方が少し違いますが気にしないで下さい笑

まず、エフェクトそのままの音

こちらが今回取得したIR。ステレオで聞こえるので少し感じが違います。

ちょっと納得いかないのです、RealVerbでも録ってみました。

シェイプは立方体で素材がレンガです。何となくちょっと大きいライブハウス的な感じですね。

RealVerbのみです。

こちらが取得したIR

良い感じです。

今回作ったIR(インパルスレスポンス)はこちらからダウンロード出来ますので、気になる方は使ってみて下さい。

IR.zip

FLStudioでのIRの使い方が判らない場合は以下の記事を参考にして下さい。

まとめ

如何でしょうか。簡単に作れました。

特にFLStudioだと結構自動でやってくれるので、尚さら簡単です。

個人的に今回の一番の収穫はモノラルの物をステレオに出来ることを知れたのは良かったです。
例えばギターの古いリバーブとかってモノラルだったりするので、そういうのをIR化してステレオにするって良いかもしれません。

 

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