FLStudioの使い方 Envelope Controllerの使い方2
前回の記事はこちら
前回は「シンセのアタックを強調する」と効果が地味でしたが、今回は少し派手な効果を得られる方法の解説です。
Envelope ControllerでVST音源をコントロールする
前回は外部エフェクトをコントロールしましたが、今回は音源をコントロールします。
こんな感じです。
「Envelope Controller」は「Sylenth1」の様なエンベロープがノブだけでコントロールする様な音源には非常に強力なツールとなります。
ただ「Serum」の様な元々優秀なエンベロープを搭載している音源には「Envelope Controller」を使うメリットは無いです。
音源のFilterを「Envelope Controller」でコントロールする方法
「Patcher」を音源として読み込みます。
次に好きな音源と「Fruty Envelope Controller」をPatcher内で読み込みます。
ここでは「Sylenth1」を使って解説します。
「Fruty Envelope Controller」の設定
まず「Fruty Envelope Controller」の「Output」を作ります。
「Fruty Envelope Controller」の上で右クリックから「Outputs」->「Controllers」->「1.Articulator 1」をクリックします。
モジュレートする対象の設定
プラグインの上で右クリックから「Inputs」->「Parameters」からモジュレートしたいパラメータを選択します。
今回は「Sylenth1」のFilter Cutoffをコントロールします。
対象は「43.Filter A Cutoff」と「49.Filter B Cutoff」です。
「A」と「B」両方をコントロールするかどうかは好みの問題になるかと思います。
赤い●が出来ますので、接続します。
あとはMIDIノートを入力して「Envelope Controller」を色々変更してみて下さい。
エディット面倒という方はプリセットもありますので是非試してみて下さい。
「Envelope Controller」の下図赤枠部分をクリックし「Presets」の中です。
FLStudioの使い方 Envelope Controllerの使い方2まとめ
「Sylenth1」と「SerumFX」の組み合わせがかなり良かったですが、「Serum」をお持ちで無い方は「Sylenth1」と「Envelope Controller」の組み合わせが良いのではないかと思います。
次回は「Envelope Controller」の「LFO」をやります。
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