FL Studioの使い方 VST2のプリセットやバンクファイルfxp、fxbの読み込み方
昨日ご紹介したシンセ音源Charlatanは「fxb」でしかもDAW側の機能を利用してバンクを読み込むタイプでした。
「fxb」でバンクを読み込む場合、少し奥まった所から読み込む為、分かり辛いので解説しておきます。
ここでは昨日ご紹介したCharlatanを例にFL Studio21でfxbファイルを実際に読み込む手順を解説します。
fxbとfxpファイルについて
fxbとfxpファイルはSteinbergさんが提唱したVST2フォーマットで使われるプリセットバンクファイルとプリセットファイルです。
fxb(エフェクトバンクファイル)はプリセットを複数格納出来るファイルフォーマットです。
fxp(エフェクトプリセットファイル)は1つのプリセットを格納出来るファイルフォーマットです。
フォーマットとしては手軽に使えた為、DTM業界では非常に広まりましたが、表面上はどのプラグインのプリセットなのか判断が出来ないデメリットがあります。
一応メモ帳で開けばギリギリ特定出来ます。
FL Studio21でfxbを読み込む
事前準備としてCharlatanをダウンロード、インストールまでしておいて下さい。
ダウンロードしたCharlatanのファイルを解答すると「presets」フォルダの中にfxbファイルが入っています。
この中から「Keys.fxb」を読み込んで見ます。
上記ファイルは判り易い場所に解凍しておきます。
Charlatanを立ち上げます。
歯車アイコンから「Load…」をクリック
選択ダイアログが開くので、先ほどのフォルダを開き、「Keys.fxb」を選択して開きます。
「Load」ボタンを押した時に開くのはFL Studioがインストールされているフォルダ※が開きます。
ですから各種「fxb」をこのフォルダに入れて置けば、簡単に読み込むことが出来ます。
※FL Studio21のデフォルトだと以下のPath
C:\Program Files\Image-Line\FL Studio 21\Data\Patches\Plugin presets\VST
今回「Charlatan」というフォルダを作り、その中に付属のバンクファイルやKVRからダウンロードしたバンクファイルを入れてみました。
以下の様な感じになります。
「Load」を押せばこのPathが開くので簡単にバンクを読み込めるという訳です。
まとめ
今更ですが、FL Studioで「fxb」を読み込む方法を解説してみました。
何だかんだでVST2版しか無いプラグイン(特に無料)は結構あるので憶えておくと良いです。
実は優秀なプラグインなのに、プリセット無いと思い込んで使って無いのは勿体ないです。
そしてフォルダをちゃんと用意してfxbファイルを格納しておけば時短にもなると思います。
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