Devious MachinesのDuckの使い方1(パラメータ解説)
おすすめのプラグインは使い方まで解説していきたいなーと常々思っているので、書いてきます。
特にDuckはサイドチェインするにしても使い方が複数あるので、理解しないで使っていると本領が発揮出来ません。
使い方としてベタなのはBassとKickやSynthとKickのパターンが多いかと思います。
こんな感じです。
1回目はパラメーターの解説をしていきます。
Duckのパラメータ解説
①Speed:Duckが音量エンベロープを再生する速度を設定します。速度を変更するにはクリックしてください。
数字の部分をクリックすると以下の様に選ぶ事が出来ます。
②Crossover:低周波帯が終了し、高周波帯が始まるポイントを設定します。
ノブを動かすと以下の様にクロスさせる周波数が表示されます。
③Low:低音域用の独立した量のノブです。
④High:高音域用の独立した量のノブです。
⑤Amount:エフェクトの強さをコントロールします。100%の場合、ボリュームエンベロープを使用して信号を完全に無音にすることができます。
⑥Smoothing:エンベロープの形状が原因で波形にクリック音が発生している場合は、スムージングを使用して信号を丸くし、アーチファクトを除去します。
⑦Trigger Level:入力オーディオがこのスレッショルドを超えると、エンベロープは再トリガーされます。ノブの周りの白のメーターは、トリガーオーディオの現在のレベル(フィルタリング後)を示します。
⑧Trigger Mode:ダックには、エンベロープをトリガーする3つのモードがあります。
をクリックしてください。トリガーモードのアイコンをクリックして、新しいモードを選択します。
Repeat Mode:これがデフォルトです。エンベロープはトラックに合わせて連続的に循環します。このモードでは、ミックスを助けるために通常のダッキングをしたり、オーディオから新しいリズムを生成したりすることができます。
一番簡単ですが、殆どコントロール出来ない為、4つ打ちやGateの様な使い方しか出来ません。
MIDI Mode:次のモードはMIDIモードで、DAWプロジェクト内に含まれる外部MIDIトラックからエンベロープをトリガーすることができます。
MIDIノートをトリガーとする事が出来る為、タイミングをコントロール出来ます。
Sidechain Mode:このモードでは、外部オーディオ信号のピークからエンベロープをトリガーし、より伝統的なサイドチェイン圧縮技術を採用しています。
サイドチェインのインプットをトリガーとします。
一般的ですが、タイミング的に少し遅れる傾向があります。
Plugin Input Mode:バージョン1.0.10の新モードであるPlugin Input Modeでは、Duckがアタッチされたオーディオトラックに反応するようになります。具体的には、定義されたTrigger Levelに最も近いピークによってエンベロープがトリガーされます。したがって、トリガーレベルが高いデシベルに設定されている場合、トラック上のより大きなピークがエンベロープをトリガーします。トリガーレベルを低く設定すると、その逆の効果があります。例えば、様々なヒット数やベロシティを持つドラムトラックがあるとします。このモードを使用することで、全体のビートの中で異なるリズムに焦点を当てることができます。
自身のアタックでトリガーすることが出来ます。
Devious MachinesのDuckの使い方1(パラメータ解説)まとめ
定価が3,000円切るのにこの作るは素晴らしいです。
こういうデベロッパーさんは応援したくなりますね。
Trigger Modeは次回詳しく解説します。
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