u-heからリリースされたの紛らわしいZebra Legacyについて詳しく解説
非常に分かりにくい上に英語なので、詳しく解説しておきます。
そしてZebra Legacyは今の所オフィシャルのみので販売されており、少なくとも日本では販売されないようです。
立場により異なるので以下のケースを順に解説していきます。
・Zebra2を持っている
・Zebra2とThe Dark Zebraを持っている
では解説していきます。
新規で購入
新規でZebra Legacyを購入する場合はの概要は以下の通りです。
・Zebra2とThe Dark Zebraとオフィシャルからリリースされたサウンドパック(10種)全てがバンドル(合計4315プリセット)
・Zebra3へのアップグレード権は無い
要するに買い切りだから安いという訳です。
普通に考えるとZebra Legacyを買ってZebra3へのアプグレ権が無いとは思わないと思います。
安易にZebra Legacyを買うと後からがっかりすることになります。
なおZebra3については開発が進んでいるようですが、明確な時期は公表されていません。
Zebra3の発表があってから既に5年が経過していますので、淡い期待で待つしかなさそうです。
Zebra2を持っている
Zebra2を既に所有している場合の概要は以下です。
・Zebra2とThe Dark Zebraとオフィシャルからリリースされたサウンドパック(10種)全てがバンドル(合計4315プリセット)
・Zebra3がリリースされた際、30ユーロでZebra3へのアップグレードが可能
そしてZebra3が30ユーロで手に入るので、一番お得な立場です。
Zebra3は多分200ユーロだと思います。
Zebra2とThe Dark Zebraを持っている
Zebra2とThe Dark Zebraを所有している場合の概要は以下の通りです。
・Zebra2とThe Dark Zebraとオフィシャルからリリースされたサウンドパック(10種)全てがバンドル(合計4315プリセット)
・Zebra3がリリースされた際、無料でZebra3へのアップグレードが可能
The Dark Zebraが99ユーロだったことを考えると少し残念な対応かもしれません。
Zebra Legacyの概要
Zebra Legacy(ゼブラ・レガシー): Zebraが大暴れ!
私たちの主力シンセサイザーZebra2は、サウンドデザイン界、特にハリウッドで常に確固たる人気を誇ってきました。長年にわたり多くの新機能が追加され、最近のバージョンではApple SiliconとVST3がネイティブにサポートされています。しかし、この最新版では新しい機能は追加されていませんが、実はもっと多くのことを提供しています…
Zebraは、私たちのワイヤレスモジュラー・シンセサイザーです。さまざまなタイプのシンセシスとパワフルなモジュレーション・エンジンを組み合わせています。アディティブ、フリーハンド、スプラインベースの波形を自由に作成し、膨大なスペクトラム・エフェクトを適用し、それらの波の間をモーフィングし、クラシックなシンセ・フィルターに通すことができるのです。また、サウンド全体をFMオシレータのモジュレータとして使用したり、フィジカル・モデリング・シンセシスの構成要素であるコムフィルタを通すことも可能です。すべてのジェネレーター・モジュール、すべての信号経路、すべてのエフェクトはステレオです。
機能紹介
モジュール
Zebra2は、柔軟性、人間工学、CPU負荷の低さを考慮して設計されたワイヤレスモジュラー・シンセサイザーです。モジュールは使用されている間のみ表示されます。パッチンググリッドにオシレーターを追加すると左側に表示され、LFOを使用すると右側に表示されます。
少し練習すれば、Zebra2のプログラミングが非常に快適で、電光石火の速さであることが分かるでしょう。それは結局のところ…もっと楽しくなるということです。
ZebraのモジュールはGeneratorとModulatorsに分かれており、重要なパラメータを直接モジュレートする、自由に割り当て可能なコントロールが含まれています。
ミックス&マッチ
グリッド
合成ウィンドウの中央には、4つの垂直レーンで構成されるGrid(グリッド)があります。
このエリアはジェネレータ同士を接続するために使用され、信号の流れは上から下へとなります。
どのモジュールもレーン間で信号をルーティングすることができます。
モジュールを追加したり、ドラッグしてルーティングを変更したり、まるで遊び場のようです。
ミキサー
メイングリッドの下には、4チャンネルのミキサーがあります。
ここでは、パンやボリュームの調整、エンベロープの選択、FXグリッドへのルーティングを行います。
の選択、各レーンのFXグリッドへのルーティングを行います。
FXバスには3種類のルーティングオプションがあります。また、各レーンで使用するエンベロープを選択したり、パンとボリュームのパラメータにモジュレーションを指定することも可能です。
下段ペイン
下部ペインには、Zebra2のグローバル設定と、エフェクト、オシレータの詳細コントロール、MSEG、パフォーマンス・コントロール設定、アルペジエーター/シーケンサー、モジュレーション・マトリクスなど、多くの機能があります。
Zebra2の下部ペイン(グローバル設定とFX設定)
グローバル設定では、メインシンセサイザーのピッチ、グライド、ボイスのコントロールが可能です。スイングジェネレーターやマイクロチューニングのオプションも用意されています。
グローバル設定の隣にはエフェクトセクションがあります。Zebra2には、Chorus / Phaser、フレキシブルなマルチモードディレイ、2種類のReverbユニット、Compressor、Equalizerが搭載されています。また、Shape、VCF、Dist…などの特定のジェネレーターをエフェクトとして使用することも可能です。
Zebraでは、実質的にすべてのエフェクト・パラメータ(リバーブ・サイズやディレイ・フィードバックなど)をモジュレートすることができます。
アルペジエーターとシーケンサー
Zebra2は、本格的なアルペジエーターとシーケンサーを搭載しています。最大16ステップ、様々なループと順序のオプションがあります。また、1ステップにつき2つの追加値を搭載し、アルペジエーターと歩調を合わせて任意のパラメータをモジュレートすることができます。
モジュレーション・マトリックス
Zebra2のすべてのジェネレーターには割り当て可能なノブがありますが、このプラグインにはモジュレーション・マトリクスも備わっています。ここで任意の(コントロールレートの)モジュレーションを設定することができます。12個のモジュレーション・スロットがあり、様々な可能性があります。
コメント