2016KVR Developer Challengeのプラグインです。
2016年ってかなりレベルが高くて1位は私もPro版を愛用しているメータープラグインでもあるYoulean Loudness Meterです。
これはコンテストのレベルでは無いですね。
そして2位がUrsa DSPさんのディレイプラグインLagrangeです。
紹介記事も書いていますので未チェックの方は是非。
今回ご紹介するのは入賞こそしていないもののTB-303系の音が出てす。
このプラグインの素晴らしいポイントはあのTB-303の肝とも言えるグライドやアクセントをベロシティで切り替えるという奇抜なアイデアを採用している所です。
鳴らして見ました。
(Cutoffはオートメーション掛けてます)
エフェクトに先日紹介したTaraTube Free、おすすめ無料リバーブValhallaSupermassiveと今セール中のFrontDAWを使ってます。
エフェクトOFFにだとこんな感じです。
ドラム足すとこんな感じです。
概要
BL-303は、伝説のRoland TB-303にBig Loveを捧げたコントリビューションシンセです。もともとはKVR Developer Challenge 2016のコンペティションのために作成されました。
バージョン2.0では、より美しいユーザーインターフェイス、より良い音、よりオリジナルのTB-303に近い挙動が含まれています。スライドは次の音にスライドするようになり、フィルター・エンベロープはリトリガーされないようになりました。アクセント音が連続する場合、アクセント量が大きくなるようにしました。
シーケンサー部分(スライドとアクセントを含む)をmidiノートのベロシティで処理するようにした。
音符の長さを少し短くして、次の音符の少し前で終わるようにします(TBのように)。
・ベロシティを使用して、アクセントとグライドを制御します。
・ベロシティ0〜9:スライドオン
・ベロシティ10 – 100:通常のノート
・ベロシティ101〜126 アクセントオン
・ベロシティ127: アクセント&スライドオン
303はもともと、80年代初頭にベースギタリストの代用品として作られたものです。しかし、その目的は達成されず、2年後には店頭から姿を消しました。80年代末にハウスやテクノが流行り始めると、このデバイスは再発見され、その独特のアシッド・ウォブリーサウンドで有名になりました。
今なら、このクラシックなサウンドを無料で手に入れることができます。
フォーンマット
Win VST 32/64bit
Mac VST, AU 32/64bit
ダウンロード
ダウンロードは購入手続きが必要です。
上記リンクより遷移し、「FREE – DOWNLOAD」をクリックします。
必須項目は名前とメールアドレスなので、埋めて「FREE – DOWNLOAD」をクリックします。
「YoozBL303」のリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍すると中にMacとWinのフォルダがあり、それぞれのフォーマットのファイルが格納されています。
Winの場合VST2なのでPathに入れればインストールは完了です。
Pathは人それぞれ異なります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
303系の無料音源の中ではかなり良いと思います。
ディストーションとの相性もいいですし、使い勝手も悪くないです。
FL Studioで使っていてCutoffをオートメーションした状態でResonaceをいじっていたら、FL Studioがフリーズすることが何回かありましたが、「Use fixed size buffers」を有効にしたらフリーズしなくなりました。
お困りの方は是非試して見てください。
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