Audiomodernのブレイクビーツ生成機Loopmixの使い方④
今日も引き続きLoopmixの使い方を解説していきます。
前回までの内容は以下です。
今回は以下の内容でお送りします。
ランダマイズ機能の解説
Audiomodernさんがお得意とするランダマイズ機能の解説です。
全体のランダマイズも出来ますし、シーケンス部分やエフェクト部分を個別にランダマイズすることが出来ます。
全体のランダマイズ
まずは全体のランダマイズを解説していきます。
全体のランダマイズするだけなら上部真ん中の赤いボタンで出来ます。
ランダマイズのアルゴリズムが2種類、シーケンサとエフェクトそれぞれのランダマイズOn/Offを設定出来ます。
アルゴリズム2種類
アルゴリズムは2つから選択する形です。
左は一般的なランダマイズです。
このオプションを有効にし、中央ランダム化ボタンをクリックすると、古典的なランダム化アルゴリズムが使用され、ランダム化適用前のシーケンサーや効果に関係なく、半ランダムな結果が作成されるようになります。
右は今の設定を基にランダマイズされます。
バリエーションを作るのに向いています。
このオプションを有効にして、中央ランダム化ボタンをクリックします。Loopmix は はシーケンサーの数ステップとエフェクトの数スライスのみをランダム化し始めます。エフェクトのいくつかのスライスのみをランダム化し始めます。このアルゴリズムは、興味深い結果を簡単に生成するのに非常に便利です。
シーケンサとエフェクトのランダマイズOn/Off
中央上部のランダマイズボタンをクリック時、下図の赤枠部分でシーケンサとエフェクトそれぞれランダマイズを有効にする無効にするか設定出来ます。
このランダマイズ有効/無効は「Track」毎に設定可能で、「ALL」で設定している場合は、全ての「Track」が対象となります。
動画を用意しました。
「REVERSE」のランダマイズ設定を変更しています。
「Track 1」だけランダマイズされるように設定した後、「ALL」で全体にランダマイズされるようにしています。
なおLockしている「Track 4」はランダマイズされません。
個別のランダマイズ
個別のランダマイズは下図の赤枠部分をクリックするとランダマイズされます。
「Track」毎に掛ける事も可能で、この場合選択している「Track」がランダマイズ対象です。
動画を用意しました。
「DENSITY」のランダマイズ設定を変更しています。
まとめ
やはりランダマイズ機能強力ですね。
全体でも個別でもランダマイズ出来て、更に細かく範囲も指定出来るので、良い感じのランダマイズが可能なのは良いです。
そしてこのランダマイズ機能はAudiomodernさんの他のプラグインでも殆ど共通なのが嬉しい所です。
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