AirwindowsのエンハンサープラグインDublyの紹介
今日はAirwindowsさんから新しくリリースされたエンハンサープラグインDublyのご紹介です。
多分OVERLOUD DOPAMINEやAudiothing Type Aと同じタイプかと思います。
使ってみたのですが、良い感じにノイズが足されて存在感が増します。
ただ足すのではなく、音の強弱に合わせてノイズが自然な形で付加されます。
音デモ
エレピに掛けてみました。
Lo-Fi系だけではなく、存在感を出したい場合に使えそうです。
途中からGem Modulaを掛けています。
良いですね~
概要
TL;DW: Dublyは、レトロな雰囲気と雰囲気を醸し出すメーカーです。
Dubly.zip(617k)
これを見てすぐに分かる人もいると思います…Dublyでヘビーメタルをやらない人でも分かると思います 🙂
これは何なのか、ご紹介します。有名なノイズリダクションの一種に、オーディオをフィルタリングして2:1に圧縮し、それを信号に加えるというアイデアに基づくものがあります(バリエーションあり)。そして、それをテープに録音します。そして再生するときに、その組み合わせをもう一度、圧縮してフィルタリングし、今度は信号から差し引くのです。そうすると、完璧なサウンドになるわけです。
でも…違う。足し算にならない。音が変わってしまうのです。ところが…その変わった音は、ある種の魔法なのだ。
どうして?まず、テープを歪ませると、倍音が出る。もし音に歪みを与えると、より早く、より広い音域でハーモニクスが得られる……しかし、今作ったハーモニクスをまた引き算しているんだ。音を小さくするんだ。ダイナミックに変化するハーモニクスでサウンドのダイナミクスを作り出し、本当の意味でのカラーアダーとなるわけですが、単に飽和させるだけではダイナミックさは失われません。マシンの位置がずれていたり…特定の魔法のような輝きやアンビエンスを引き出すために耳でチューニングしていたり…本当は正確ではないけれど、あるスタジオの録音マシンの特別なソースなのかもしれません…私たちにはわからないかもしれませんが、この古いノイズ除去装置が手のかかる獣だったということだけはわかります…。
では、Airwindowsスタイルで、基本原理だけを取り除いたらどうでしょう?
Dublyの登場です。これは、uLawの技術(本当です!)を悪ではなく、善のために使用しています。また、トリッキーなテープエミュレーション(これは後ほど!)ではなく、シンプルなディストーションを内部で使用します。デフォルトは0.5で、レトロマジックの繊細なオーラをサウンドにもたらします。しかし、そのキャリブレーション方法(本来は非常にトリッキーなのですが)により、クランクアウトして誤キャリブレーションすることができます。そうすると、どんどんクレイジーでハイテンションなゾーンに入り込んで、高音域のエネルギーが加わってしまいます。しかし、これでは「シングルエンド」バージョンの処理にはなりません(それが秘密兵器であることは知られていますが)。ダブルエンド、フルチェーン、ノイズ低減システムのままです(つまり、シングルディストーションステージがノイズを加えていた場合ですが、そうではありません)。ただ…ひねくれ者です。
この先も当然あるでしょうが、今はDublyでヘビーメタルをやればいいんです、ね。もう少し軽くてスペーシーで雰囲気のあるものになるでしょう、だからこれはNot Doneなのでしょう。でも、もしかしたら、あなたのレコードに少しDublyが気に入るかもしれないね。気に入ってくれるといいんだけどね 🙂
ダウンロード
ダウンロードは登録等は不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「Dubly.zip(617k)」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
Winの場合はダウンロードしたファイルを解凍し、中の「Dubly64.dll」をVST2のフォルダに入れれば完了です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
パラメータは少ないですが、中々効果的なプラグインです。
仕組みはPatcherでも再現出来そうですね。
オーディオをフィルタリングして2:1に圧縮し、それを信号に加えるというアイデアに基づくものがあります(バリエーションあり)。そして、それをテープに録音します。そして再生するときに、その組み合わせをもう一度、圧縮してフィルタリングし、今度は信号から差し引くのです。そうすると、完璧なサウンドになるわけです。
なおAirwaindowsさんはパトロンを募集しています。
サポートをしたいという方は1ドル/月から出来ます。
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