99Soundsの最近のジャンルを含む20のキットを搭載したドラムマシンDrumplayerの紹介
今日は99Soundsさんの20のドラムキットを搭載したドラムマシンDrumplayerをご紹介します。
ドラムマシンあるあるで808、909や古いドラムマシンからサンプリングされたプラグインやワンショットは結構あるのですが、最近(と言っても2000年以降位?)のドラムサウンドを搭載した無料音源となるとかなり少ないです。
そんな少ないドラムマシンの仲間入りを果たすのが99SoundsさんのDrumplayerです。
Drumplayerには20キット搭載されており、その中にはDubstep、Lo-Fi、Trapといったジャンルに特化したキットも収録されています。
では早速音を聴いてみて下さい。
音デモ
プリセットを鳴らしてみました。
過度の期待は禁物ですが、使える音が入っています。
1つのキットに14の音色がアサインされています。
概要
Drumplayerは99 Drum Samplesライブラリのドラムサウンドを統合したフリーのドラムVSTプラグインです。このプラグインは、ドラムループを作るための分かりやすいインターフェースを提供することを目的としています。
このコンセプトは、制作に適したドラムキットを備えたユーザーフレンドリーなドラム音源を作りたいという願いから生まれました。このプラグインは、サンプルベースのインストゥルメントの専門家として知られるSampleScience社とのコラボレーションにより作成されました。
Drumplayerには、808、909、ヴァイナル、エレクトロニック、テープなど、20種類のドラム・キットが搭載されている。これらのキットは、ヒップホップ、エレクトロニック、ローファイ、グリッチ、エクスペリメンタルなど様々なジャンルに適している。
プラグインには、コモドール64と任天堂ゲームボーイからサンプリングされたドラムセットも含まれています。
すべてのキットには、キック、スネア、ハイハット、シンバル、パーカッションを含む14のドラム・サウンドが含まれています。
キットは14チャンネルのミキサーでカスタマイズできます。ミキサーには、チャンネルごとにボリュームとステレオ・パン・コントロールがある。さらに、ドラムをAUXチャンネルにルーティングして、DAW内で処理を追加することもできます。
Drumplayerはグローバルなパンとボリュームのコントロールを提供しますが、ユーザーはディストーション、フィルタリング、リバーブ、ディレイ、その他の内蔵エフェクトにもアクセスできます。
さらに、ノート・ベロシティ・レンジを調整するオプションや、モジュレーション用のLFOも用意されている。
Drumplayerは、WindowsとmacOSの32ビットと64ビットのVSTとAUプラグインホストをサポートしています。
特徴
- 20ドラムキット(アナログ、Commodore 64、Cassette 808、Cassette 909、Dub、Dubstep、80s、Electro、Game Boy、
- Heat、Heavy、LoFi、Samplefino、Tech、Thrash、Toy、Trap、Vinyl、Analog Kicks、Bonus Kicks)。
- 14ドラムチャンネル(キック、スネア、ハイハット、パーカッション、シンバル)。
- マルチアウト対応(各チャンネル)
- ボリューム/パンコントロール(各チャンネル)
- エフェクト(グローバル)
- モジュレーション(グローバル)
- 調整可能なベロシティカーブ
- WindowsとmacOS用のVST/AUプラグイン。
- 価格: 無料。
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | AU,VST3 |
Win | x | VST3 |
ダウンロード
ダウンロードにはメールアドレスの登録が必要です。
上記リンクより遷移し、一番下までスクロールします。
「Links」の「FREE DOWNLOAD」をクリックします・
登録したメールアドレス宛にダウンロードリンクが送られてきます。
件名は以下です。
99Sounds order confirmation
本文中の「View your order」をクリックするとダウンロードが出来るサイトに飛びます。
Windowsユーザの場合は一番下のVST3版をダウンロードすればOKです。
インストール
VST3の場合、解凍して出てくる「99Sounds Drumplayer v1.0 Windows 64-bit VST3」を以下のフォルダに入れればインストールは完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
無料の音源のみで曲作っている方は持っておきたいドラムマシンですね。
この音源だけだとやはりどうしてもチープな感じになってしまうので、ループ等を混ぜて使うと良さそうです。
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