Arthelionのハイブリッドシンセ音源MOLOSS IIの紹介
今日はオープンソースのハイブリッドシンセ音源MOLOSS IIのご紹介です。
元々MOLOSSがあって、バージョン2になったようです。
根本的なGUIサイズの変更が出来ないのが残念ですが、枠を小さくしてスクロールは出来ます。
音デモ
プリセットは自分で読み込む必要があります。
自分でプリセット用のフォルダを用意するかVST2のフォルダに入れて置くと迷子にならずに済みます。
プリセットは画面左上の「Load sound」から読み込めます。
プリセットを鳴らしてみました。
結構音が良いです。
ボイス毎にVCFやVCA等のモジュールがあるのでエディットが少し面倒ですが、Link機能があって左上の数字を揃えると同じ数字のモジュールは同じ動きをします。
動画を用意しました。
概要
MOLOSS(Multi Oscillator Linear Open Source Synthesizer)は、VSTプラグインまたはstandandalone exeとして利用可能なバーチャルシンセで、80年代に使用されたいくつかのテクニックを組み合わせてアナログヴィンテージサウンドを構築します。
サブトラクティブ・シンセシス、アディティブ・シンセシス、周波数(または位相)モジュレーション、クロスモジュレーションを4つのボイスでミックスすることで、非常に幅広いサウンドレンジを軽量なCPU負荷で実現します。
デフォルトのポリフォニーは16音で、モノラルの “ソロ “モードが2つある。
多くのパラメーターをMIDIコントローラーでモジュレーションでき、ライブで最高の表現力を発揮します。
MIDIプログラム・チェンジ・メッセージに反応する、完全な組み込みファイル・ベースのプリセット管理機能を備えています。
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | x |
Win | x | スタンドアローン,VST2 |
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「DOWNLOAD」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍し「Moloss II」フォルダ※と「MOLOSS II.dll」をVST2のフォルダに入れます。
VST2は人によってPathが異なります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
※「Moloss II」フォルダの中はプリセットなので、プリセットをまとめている方はそこに入れます。
まとめ
VST2とスタンドアローン版のみですが、音が良くて驚きました。
リンク機能もあって素早いエディットも可能です。
オープンソースという事もあり、今後の進化が楽しみです。
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