Slowslicingのグラニュラースペクトル合成プラグインphasereplicantの紹介
今日はちょっと変わったプラグイン、グラニュラースペクトル合成プラグイン「phasereplicant」のご紹介です。
これは非常に面白いです。
有りそうでなかったプラグインだと思います。
音デモ
「phasereplicant」はサンプルを読み込んで使います。
「phasereplicant」は少し変わっていて、オフライン処理を持つプラグインです。
使い方としては主に以下の2通りがあります。
・オフライン処理をしてドラッグアンドドロップでサンプルをDAWに読み込んで使う方法
そのサンプルをグラニュラーエンジンによって鳴らす方法
まず何にしてもサンプルが必要なので、サンプルをプラグインにドラッグアンドドロップします。
サンプルはある程度長い方がグラニュラーに向いていると思います。
ギターループのサンプルで試してみました。
右側の「Granular」にチェックを入れて4つのパラメータで掛かり具合を調整します。
オフライン処理をしてドラッグアンドドロップでサンプルをDAWに読み込んで使う方法
「phasereplicant」はオフライン処理が出来ます。
先ほどと同じギターのサンプルで鳴らしてみました。
概要
phasereplicantは、オーディオを256バンドに分割し、各バンドに対して個別にグラニュラーシンセシスを実行するスペクトルグラニュラーシンセです!また、オーディオの位相を変化させることができ(ゼロにしたり、位相をランダムにしたり…)、大きさはそのままに、原音のハーモニーを保ちながら、オーディオを不鮮明でぼやけたサウンドにすることができます。また、dawホストへのドラッグ&ドロップ機能とともに、ライブグラニュラーセクションもあります。
私の知る限り、世界初のパンパンタイプのプラグインでもある。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
WinのVST3(64bit)のみです。
上記リンクより遷移し「DOWNLOAD」をクリック
広告等が別窓で開きますが、閉じて大丈夫です。
インストール
ダウンロードしたファイル「phasereplicant.vst3」を以下のフォルダに入れれば完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
こういう処理が出来るのは非常に面白いですね。
DAWのフリーズ機能では無く、プラグインで出来ると時短になって良いです。
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