InphonikのRX950を買ったら一緒に使いたいプラグインPCM2612の紹介
ちょっと試したら思いの外良かったのでご紹介です。
結論を言ってしまうとPCM2612 Retro Decimator Unit(無料)とInphonikのRX950の組み合わせが素晴らしいというお話です。
以前からおすすめしているInphonikのRX950ですが、Lo-Fi系としては珍しくビットクラッシャーを搭載していません。
(実装自体は簡単だけど載せなかったのはこだわりからだと思います。)
Inphonikさんは別途メガドラに搭載されていたヤマハのYM2612チップをエミュレートしたRYM2612 Iconic FM Synthesizerを出しています。
以前はこのRYM2612をエフェクトとしてインサートして内部のビットクラッシャーを使う方法でしたが、単体でPCM2612 Retro Decimator Unitが少し前にリリースされました。
PCM2612 Retro Decimator UnitのダウンロードはPluginButeqeでも出来ます。
RX950とPCM2612Retro Decimator UnitのGUIサイズを揃える
何が素晴らしいってまずGUIのサイズを同じに出来ます。
デフォルトはこんな感じですが、ラックのGUIに変更する事が出来ます。
GUI下部のアイコンをクリックします。
ここで「Display Zoom Factor」を「1.0x」にします。
これでRX950とサイズが同じになります。
全体的なバランスも似ているのでなんか気分的にも上ります
「Display Zoom Factor」は他のサイズでもちゃんと合います。
RX950とPCM2612Retro Decimator Unitの順番を入れ替える
フィルターとビットクラッシャーなので順番を入れ替えるだけでもかなり音が変わります。
どちらが良いでは無く、適材適所といった感じです。
RX950を先にした場合
注意点はPCM2612Retro Decimator Unitが後だとクリップし易くなりますので、必要に応じてRX950側のOutput Levelを調節する必要があります。
RX950を先にして「Filter」を絞るとDACの粗さが際立ちます。
ギターに掛けてみました。
DACは薄めにかけると独特の効果が得られます。
PCM2612Retro Decimator Unitを先にした場合
PCM2612Retro Decimator Unitを先にするとかなり自然な感じのLo-Fi感が得られます。
RX950の「Filter」でPCM2612Retro Decimator Unitの効果を目立たなく出来る為、調整が用意です。
ギターに掛けてみました。
ビットクラッシャー感が聴こえるか聴こえない位の調整が出来ます。
InphonikのRX950を買ったら一緒に使いたいプラグインPCM2612の紹介めとめ
RX950とPCM2612Retro Decimator Unitの相性はかなり良いですね。
順番入れ替えるだけでもかなり雰囲気変わりますし、Lo-Fi感(ノスタルジック感)が簡単に演出出来て素晴らしいです。
ちょっとサンプルのギターとドラムにRX950とPCM2612Retro Decimator Unitを掛けてみました。
ギターにDuckだけ掛けてますが、それ以外はエフェクト無しです。
ほんと素晴らしい相性かと思います。
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