Waves MetaFilterの簡易レビューとかなり詳しい使い方

2019 08 05 10h15 04 プラグイン
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Waves MetaFilterのレビューとかなり詳しい使い方

Chillout with Beats の管理人 yosi です。

MetaFilterを手に入れた事だし、使い方を探したが、日本人で書いている人が皆無。

という訳で使い方をマニュアルしっかり読み込んで詳しくご紹介します。

結論から言うとMetaFilterはこんな方におすすめです。

・使い易い機能豊富なフィルターが欲しい人
・LFO同期やサイドチェインに対応したフィルターが欲しい人
・EDMの様な音楽を作る人
・MaschineやKompleteKontrolユーザ(NKSの恩恵あり)
 
レビューは以下の視点で行います。
 
・フィルターの使い勝手
・モジュレーションの使い勝手

 

まずはオフィシャルの動画を見た事ない人は見てみて下さい。

 MetaFilterの概要

概ね MetaFilterの概要と少し使い方

結構詳しい実用を兼ねた使い方

Waves MetaFilterの各コントロール

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(1)Filter Type

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MetaFilterは5つの異なるフィルタータイプを提供します

LoPASS – ローパスフィルターはカットオフポイントより上の周波数をカットします。

HiPASS – ハイパスタイプのフィルターはカットオフポイント以下の周波数をカットします。

BandPASS – バンドパスタイプのフィルターはカットオフポイントの上下両方の周波数をカットします。

BandRJCT – バンドリジェクトタイプのフィルターは、カットオフポイントとその周辺で周波数をカットします。

COMB – コムフィルタは非常に速い遅延線を使って信号の高調波成分を変えます。

AMP – アンプは入力信号のレベルをカットまたはブーストするために使用されます。

AMPはゲート的な使い方やサイドチェインとして利用出来ます。

(2)Input / SC

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エンベロープフォロワーを入力オーディオ信号とサイドチェーン入力のどちらでモジュレートするかを決定します。

(3)LFO

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Low Frequency Oscillatorは3つのモジュレーションソースのうち最初のものです。
MetaFilterのさまざまなパラメータに影響します。

RATE – LFOのスピードをコントロールします。値:SYNCがオフのときは0.1 Hzから100 kHz、SYNCがオンのときは4/1から1/32 – デフォルト:1/16。

SYNC – LFOを自由に実行するか、ホストのクロックと同期させるかを選択します。パラメータ:オン、オフ – デフォルト:オン。

SINE / TRIANGLE / SAW / SQUARE / RANDOM – LFOの波形を選びます。
パラメータ: Sine, Triangle, Pulse, Saw, Random – デフォルト: Sine.

(4)Filter Controls

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FREQ / DELAY / GAIN – これらのコントロールの機能は、選択したフィルタの種類によって異なります。

FREQ – LoPASS、HiPASS、BandPASS、またはBandRJCTが選択されているときのフィルターカットオフポイントを制御します。
値: 30 Hz〜18 kHz – デフォルト:18 kHz。

DELAY – COMBが選択されているときのディレイを制御します。
値: 11 ms から28 ms.

GAIN – AMP(dB)が選択されているときの振幅を制御します。
値: -80 ~0 dB – デフォルト: 0 dB.

KBD – 有効にすると、着信MIDIノートメッセージを使用して、選択したFREQ / DELAY / GAINコントロールをオフセットします。
パラメータ:On、Off – デフォルト:Off

RES / FDBCK – これらのコントロールの機能は、選択したフィルタの種類によって異なります。

RES – LoPASS、HiPASS、BandPASS、またはBandRJCTが選択されているときにフィルターのレゾナンスをコントロールします。
値: 0% ~100% – デフォルト: 0%.

FDBCK – COMB選択時のディレイフィードバック量をコントロールします。
値: 0% ~100% – デフォルト: 0%.

SLOPE – LoPASS、HiPASS、BandPASS、およびBandRJCTフィルタタイプが2(12 dB / Oct)または4極(24 dB / Oct)のスロープを使用するかどうかを決定します。
Values 12 または 24 – デフォルト: 12

LFO, SEQUENCE, FOLLOW – 「変調量」のセクションをご覧ください。

(5)Delay 

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ディレイはメタファイルの信号経路に統合されています。

TIME – ディレイタイムを制御します。
値: SYNCがオフのときは50ミリ秒から1000ミリ秒、1/32から1/1
デフォルト:SYNCがオンのときは1/8。

RIGHT – 左チャンネルに対する右チャンネルの遅延時間オフセットを制御します。
Parameters: 100%, 150%, 200% – デフォルト: 100%.

SYNC – 遅延時間が空いているのか、ホストクロックに同期しているのかを選択します。
Parameters: On, Off – デフォルト: On.

FEEDBACK – 遅延タップ数を制御します。
値: 0 から 100 – デフォルト: 0.

DRY/WET – ドライ信号とディレイ信号のバランスをコントロールします。
値: 100% dry to 100% wet – Default: 100% dry

ANALOG – 有効にすると、アナログ遅延ユニットが機能するように遅延の動作が変更され、遅延TIMEが変調されたときに滑らかな遷移が可能になります。
Parameters: Analog, Digital – デフォルト: digital.

ROUTE – オーディオ信号チェーン内でフィルタの前に遅延を配置するか、フィルタを介したフィードバックループ内に遅延を配置するかを決定します。
Parameters: 0 (pre VCF), 1 (feedback loop) デフォルト: 0

LFO, SEQUENCE, FOLLOW – See the ‘Modulation Amounts’ section.

(6)Sequencer

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シーケンサーは、MetaFilterのさまざまなパラメーターに影響を与えるために使用できる2番目のモジュレーションソースです。

RATE – シーケンサーのスピードをコントロールします。
値:SYNCがオフの場合は0.1 Hz〜500 kHz、SYNCがオンの場合は1/1〜1/32 – デフォルト:1/32

SYNC – シーケンサを自由に実行するか、ホストのクロックに同期させるかを選択します。
パラメータ:オン、オフ – デフォルト:オン。

SWING – シーケンスのスウィング/シャッフル量を制御します。
値:0%〜75% – デフォルト:0%。

LAST – ステップ1に戻る前に、シーケンサーの最後のステップを決定します。値:1〜16 – デフォルト:16

DRAG/DRAW – スライダコントロールの動作をドラッグと描画の間で変更します。
値:ドラッグ、描画 – デフォルト:Drag

Steps 1〜16 – 各ステップスライダは、そのステップによって生成される正または負のモジュレーション量を決定します。
値:-100%〜+ 100% – デフォルト0%

(7)Global Parameters

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Spread – 左右のチャンネル間のカットオフオフセット量を決定します
値: -50% 〜 +50% – Default: 0%

Smooth – 左右のチャンネル間のカットオフオフセット量を決定します
値: 0% 〜 100% – Default: 0%

Drive – フィルタ入力をオーバードライブするために使用されます。
値: 0% 〜 100% – Default: 0%

Crush – フィルタから出力される信号のサンプルレートを下げます。
値: 0 〜 100 – Default: 0

 

(8)Graphic Window

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グラフィックウィンドウは、MetaFilterがオーディオに適用する効果を視覚的に表現したものです。
信号。ディスプレイを対話的に使用して同時にFEQ / RESを制御することができます。
DELAY / FDBKの設定

 

(9)Mixer

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MIX – 「ドライ」の未処理のソース信号と「ウェット」の処理された信号のバランスをコントロールします。
値:100%Dry~100%Wet – デフォルト:100%ウェット。

INPUT – MetaFilterに入る信号のレベルを制御します。
値:-40〜+ 10 dB – デフォルト:0 dB。

OUTPUT – MetaFilterから出力される信号のレベルを制御します。
値:-40〜+ 10 dB – デフォルト:0 dB。

その他

Modulation Amounts

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MetaFilterの「FREQ / DELAY / GAIN」、「RES」、および「TIME」ノブの周りには、3つのスライダーがあります。
ラベル:LFO、SEQUENCE、およびFOLLOW。
これらのスライダーは、LFO、シーケンサー、エンベロープフォロワーの量をコントロールします。
囲まれたノブをオフセットします。
スライダーは双方向であり、ノブをプラスまたはマイナスにオフセットできます。
値:-100%〜100% – デフォルト:0%

Midi、SEQ

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以下の二つは知っておかないとかなり時間を無駄にしそうです。
最近増えてきたロック機能の様なもので、プリセットを変えても今の設定を残せます。

MIDI – MetaFilterのVCFカットオフにMIDIコントローラーノブを割り当てたとしましょう。次のプリセットをロードするとこのパラメータはリセットされます。その後、コントロールにノブを取り付けるためにMIDI Learnルーチンをやり直す必要があります。ただし、MIDIチェックボックスをオフにすると、次のプリセットがロードされますが、現在のMIDI割り当てはそのまま残ります。

SEQ – あなたが好きなベースラインアルペジオを持っていて、別のサウンドを使ってパターンをテストしたいとしましょう。 Arp / Seqチェックボックスのチェックを外すと、関連するArp / Seq設定なしでプリセットがロードされ、パターンはそのまま残ります。

 

フィルター等の使い勝手

良い点

フィルター

フィルターに関して言えば単純明快です。

フィルタータイプは基本的なものはそろっています。特にCOMBフィルタはかなりカッコ良いです。

パラメータはFREQ(カットオフ)とRES(レゾナンス)だけなのでシンプルです。

ただ、ちょっとシンプル過ぎかなとも思います

ディレイ

かなり良いと思います。ルーティングを変更出来きフィルターの前かフィードバックループかを選択出来ます。

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フィードバックループだとフィードバックを強めに掛けても邪魔になりません。

あとフィードバックループにルーティングしてレゾナンスを最大にすると発振します。

 

シーケンサー

この手のシーケンサーとしてはかなり使い易いです。

ドラッグとドローの2つのモードがあります。

ドラッグ

ドラッグ時は複数選択が可能でまとめて複数のステップを同じ値に出来ます。

また、Alt  キーを押しながらクリックするとデフォルト値(0)に戻ります。

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ドロー

ドローイングで線を引くようにステップを設定出来ます。

Alt キーを押しながらドラッグするとその範囲だけデフォルト値(0)に戻ります。

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イマイチな点

フィルター

Poleが12と24のみでRES(レゾナンス)を最大まで上げても上品で物足りません。

LFOのプラスとマイナスの動きがモジュラー等の常識とは異なります。(SEQとFOLLOWは正しく動きます)

動画にとりましたが、普通動かすパラメータの現在の値を基にそこからLFOがモジュレートするはずですが、パラメータ値は無視してLFOが勝手に動いています。

ディレイ

ディレイは1系統しか搭載されていない為、割とシンプルな設定しか出来ません。

とは言え1系統で大体のことは出来るので問題ないと言えば問題ありません。

シーケンサー

ドローモードで直線を引く機能があると良かったかと思います。

プリセットの「Temporal」->「Upper」が斜めの線のシーケンスです。

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以下のSEQのチェックを外せば他のプリセットでも使えます。

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あとはモジュレーション量をプラス/マイナスで変更すれば何かと使えます。

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Waves MetaFilterの使い方

エンベロープフォロワー(サイドチェイン)の使い方

やり方は普通のサイドチェインと同じです。

詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

コンプでのサイドチェインの方法ですが、コンプの変わりにMetaFilterを使うだけです。

MIDIノートからFREQ / GAINをコントロールする方法

MIDIノートでFREQ / GAINをコントロール出来ます。

やり方は歯車アイコンから「Settings」画面を開き「Input port」 を0※に設定します。
(画像はRazorの解説時のものを使いまわしている為、部分的に表示名が異なります)

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※MIDI outと同じにする。ここではMIDI outを「0」にしている為、「0」として解説

MIDI Outの設定

コントロールする為のMIDI Outを準備します。

「add」から「MIDI」->「MIDI Out」をクリックします。

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Port番号を0に設定します。

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試しにキーボードを押してMetaFilterの「(8)Graphic Window」が変化するか確認して下さい。

変化すればOKです。変化しない場合は設定を見直して下さい。
(FLStudioのPCのキーボードによるキーボード入力のON、OFFは Ctrl + T で切り替え可能です)

NKSからの操作

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特にスキャン等しなくても認識していました。

プリセットは全部で70あります。これがMaschine等のハードウェアから簡単にアクセスできるのは本当に素晴らしいです。2019 08 05 09h59 09

もしMaschineやKompleteKontrol等をお持ちでない場合、この動画を是非見てみて下さい。

NKSに対応しているとMaschine等のハードからプリセットを変更出来ます。

そしてスピードも十分なので一瞬ハードプリセットを変えているかのような錯覚に陥ります。

 

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Waves MetaFilterのレビューとかなり詳しい使い方のまとめ

まとめます。

・フィルターとディレイの組み合わせは素晴らしい
・エンベロープフォロワーに対応している
・コントロール出来るソースが豊富(LFO、キーボード、SEQ、Follow)
 
・フィルターのレゾナンスが物足りない
・LFOが既存パラメータの値と関係なく動く
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