【無料】VARIETY OF SOUNDのThrillseekerVBL mkIIの紹介(Winのみ)

2022 10 17 02h46 40 無料プラグイン
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VARIETY OF SOUNDのThrillseekerVBL mkIIの紹介(Winのみ)

今日はVARIETY OF SOUNDのThrillseekerVBL mkIIがリリースされましたので、こちらのご紹介です。

最近JSFXのプラグインばかり紹介していましたが、VSTでも自信をもっておすすめ出来るのがVARIETY OF SOUNDさんのプラグインですね。

ThrillseekerVBLは32bit版しかありませんでしが、mkIIになり64bitに対応しました。

音デモ

XOのドラムに掛けてみました。

ゲインマッチしていて、最初はエフェクトOFFで途中からエフェクトONです。

サチュレーションの感じも良いですね。

 

概要

ThrillseekerVBL は、1950 年代初頭の古典的な可変ムー設計原理を踏襲した、ビンテージ放送用リミッター設計のエミュレートです。これらの真空管ベースのデバイスは、当初、オーディオ信号の急激なレベル変化を管理することにより、放送伝送におけるオーディオのオーバーロードを防止するために使用されていました。デジタルダイナミックプロセッサーと比較した場合、今日の視点から見ると、この装置はかなり遅く、むしろゲイン構造のレベラーであると考えることができます。しかし、非常に音楽的な方法でゲインライディングを行う場合、彼らはまだ輝いています – 彼らは暖かさとモジョを書きました。

ThrillseekerVBLは、基本的なゲインコントロールを備えているだけでなく、コンプレッションの挙動と真空管回路のサチュレーション効果の特性の両方に詳細にアクセスできる改造版です。この回路をオーバードライブさせることで、よりドラスティックな音楽的テクスチャーを得ることができるのです。

ThrillseekerVBLは、典型的な低周波の高調波歪みだけでなく、トランスと結合した真空管回路で発生する周波数と負荷に依存するすべての繊細さをモデル化し、我々が知るアナログクラシックから典型的なモジョに貢献する、非常に本物のオーディオトランス・シミュレーションを提供します。

バージョン2の新機能
mkIIバージョンでは、ピークリミッターがもはやメインタスクではなく、多用途で音楽的な表現力のあるゲインコントロールとスリリングなサチュレーション体験のために改良されています。サチュレーションはコンプレッションと一体化しており、トランジェントを多用する素材の処理に最適です。コンプレッションとサチュレーションの両方が個別に作動し、コントロールすることができます。

また、回路に起因する高域の周波数損失はほぼ解消され、本来補正のためのものであったブリリアンス・コントロールもエキサイターのような役割を果たすことができるようになりました。バイアスコントロールは、2次高調波の寄与や信号の過渡領域での飽和動作の調整を可能にし、高調波スペクトルをより詳細に形成できるように拡張されました。また、トランス回路も技術的な見直しを行い、微妙なニュアンスをリアルに表現するだけでなく、全体的にタイトな音像を再現できるようになりました。

ThrillseekerVBLは、幅広い音色の再現が可能なリアルトーンボックスとなったのです。アタックとリリースの動作へのアクセスを提供し、すべてのコンプレッション・コントロールは、コンプレッション機能がオフの場合でも、信号のサチュレーションに影響を与えることも可能です。これにより、信号のサチュレーションの特定の質感を実現することができます。古き良きアウトボード機器と同様に、ワーキングレンジをコントロールするだけで、希望する音のカラーリングを実現することができます。また、使い過ぎの場合は、DRY/WETコントロールでギアを1段下げるだけです。

さらに、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、より視覚的なフィードバックを与えるUI要素も追加されました。オーバーサンプリングが追加されましたが、効率的なアルゴリズムとアセンブラコードの最適化により、実際のCPU負荷は大幅に軽減されました。

ダウンロード

ダウンロードは登録不要で出来ます。

上記リンクより遷移し、少し下にスクロールすると「ThrillseekerVBL」があるので「download」をクリックします。

2022 10 17 01h26 18

私が試した時はクリックしてからダウンロードが始まるまで30秒以上掛かりました。

少し気長に待ってみて下さい。

インストール

解凍すると64bitのフォルダの中に「ThrillseekerVBLmkII (64).dll」が入っていますので、VST2のフォルダに入れます。

VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。

C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2

 

まとめ

相変わらず良い感じのプラグインですね。

無料のプラグインで曲を作る方はとりあえず、持っておきたいプラグインです。

 

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