コモドール64のSAM Vocal synthesisを再現した「VST Speek」の紹介(Winのみ)
今日は古いプラグインでWinのみですが、コモドール64のSAM Vocal synthesisを再現したVST Speekのご紹介です。
スピーチシンセというやつで、昔はMacやWin、FL Studioにも搭載されていたのですが、無くなりました。
元々の目的が目の不自由な方向けだったと思いますが、今は自然な読み上げソフトがあるので、不要となったのだと思います。
音デモ
操作は簡単で単語を入力して「SPEAK!」ボタンを押せば発音します。
ピアノロールからだと音程を変えて発音してくれます。
ただし正しい音程では無いので注意が必要です。
アルファベットにしか対応していないのですが、適当に入れても発音してくれます。
それをLoopmixに入れてドラムとベースを足すとこんな感じになりました。
概要
VST Speekは、私たちが大好きな昔ながらのロボット音声合成を再現する無料の音声合成VSTプラグインです。プリセットを選択し、任意のテキストを入力し、話しましょう!
VST Speek text to speechは100%フリーウェアで、プラグインはSoftvoice Incがコモドール64用に作成したボーカル合成ソフトウェアSAM(Software Automatic Mouth)をベースにしています。
オリジナルのC64ソフトウェアはリバースエンジニアリングされ、Sebastian MackeによってC言語に移植されました : http://simulationcorner.net/index.php?page=sam
私はこれをVSTプラグインにしました:
MIDIキーボード(ベロシティセンシティブ)でスピーチをトリガーできます。
MIDIピッチベンドが使えます。
発声中にオリジナルのピッチや口や喉のパラメーターを変更できる。
これは “Vocaloïd “のようなボーカル・シンセではなく、クランチーなロボティック・ローファイ・テクノ・ヴォイスを作るためのものです!
より良い音声合成ソフトが存在します。システム要件
PC – 32ビットおよび64ビット
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | x |
Win | VST2 | VST2 |
ダウンロード
ダウンロードはPluginBoutiqueさんから出来ます。
(要アカウント)
上記リンクより遷移し「ADD TO MY DOWNLOADS」をクリックします。
「DOWNLOAD」をクリックすればダウンロードが始まります。
インストール
解凍したら「64bit」のフォルダの「VstSpeek3.dll」をVST2(64bit)の中に入れれば完了です。
VST2なので、人によってPathが異なります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
プラグインの無料スピーチシンセ無いかなと調べたら思いの他良いのがありました。
FLStudioならEdisonに録音してからSlicex等に入れるかLoopmixに入れると作業し易いです。
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