【無料】ライブ等で使えるVSTプラグインホストPedalboard2の紹介
面白そうなのでNiall Moodyさんの所で公開されているPedalboard2のご紹介です。
1つ、今後記事を書きたい事があってその伏線なのですが、その機能以外は未知数です。
何回かに分けて書いていきますが、学びながら記事を書いていきますので、暖かい目で見守って頂けると幸いです。
注意点は現状開発がストップしているので、今後の発展はあまり期待しない方が良さそうです。
Pedalboard2の概要
ライブ用に設計されたVST(OSXではAudioUnitも)プラグインホストです。JUCEの「オーディオプラグインホスト」コードをベースに、私の目的に合うように大幅に修正しました。
主な特徴:
- モジュラーパッチング。
- すべてのプラグインパラメータは、MIDI CCやOpen Sound Controlメッセージを介してリアルタイムに操作できます。
- 任意の数のパッチをキューに入れ、素早く切り替えることができます。
Pedalboard2はオープンソース(GPL v3)で、ソースコードは両方のダウンロードに含まれています。
Note: Pedalboard2の開発は現在、無期限に休止しています。
Pedalboard2のダウンロード方法
上記リンクより遷移し、該当のOSのリンクをクリックしてダウンロードします。
Pedalboard2の起動と初期設定
インストーラーを必要としませんので、解凍したら適当な場所に移します。
フォルダを開くと以下の様な構成です。
多分殆どのユーザは64bitOSだと思いますので、下図赤枠のexeを実行します。
起動すると以下の様な画面が表示されます。
オーディオの設定
「Option」の「Audio Settings」をクリックします。
ご自分の環境に合った「Input」と「Output」を選択します。
選択したら「Test」をクリックして音が鳴るか確認します。
VSTプラグインの設定
Pedalboard2の特長としてVSTプラグインが読み込めます。
DAWで使っているフォルダを指定するか、別途フォルダを用意して少しだけコピーして使っても良いかと思います。(大量に表示されても使い辛いですし、スキャンに時間が掛かります)
メニューの「Options」から「Plugin List」をクリックします。
初期に登録されているプラグインが表示されます。
「Option」をクリックし、「Scan for new or updated VST plug-ins」をクリックします。
ここにいつも使っているVSTフォルダを追加するか、新たに別途用意したフォルダを追加します。
なお殆どのVSTプラグインはDLLをコピーすれば場所を移しても使えます。
(一部プロテクトが強いプラグインはエラーになる可能性があります)
以上で初期設定は終わりです。
【無料】ライブ等で使えるVSTプラグインホストPedalboard2の紹介まとめ
結構良い感じのソフトなので、是非開発を続けて貰えると嬉しいですね。
という訳でなんか使い方を模索して広めていこうかと思います。
次回からは少し音を出す所をやっていきます。
コメント
更新お疲れさまです。
全く知らなかったソフトウェアでしたが、調べてみたらLANDRのThe 8 Best VST Hosts for Live Performanceという記事で取り上げられるくらいのVSTホストなんですね。
プラグインではなくスタンドアローンっぽいのでちょっと使い方が予想できませんが、機能的に役に立ちそうな気配がしているので楽しみにしています!
いつもコメントありがとうございます。
私も知らなかったのですが、徘徊してたら見つけてこれ良さそうだったので紹介記事を書く事にしました。
>全く知らなかったソフトウェアでしたが、調べてみたらLANDRのThe 8 Best VST Hosts for Live Performanceという記事で取り上げられるくらいのVSTホストなんですね。
その記事を知らなかったですw
情報ありがとうございます。
他のVSTホストについても調べてみます!