SoloRackはバーチャルモジュラーで昨日紹介記事を書いた訳ですが、その中のモジュールに無料で使えるMod Player(S318 Tracker Mod Player)がはいっているんです。
SoloRackも側だけだと無料なので実質無料で使えるVST Mod Playerとなるんですね。
Modって何ぞやという方はWikiの説明文を引用しておきます。
MOD は、コモドール社のホームコンピューターである Amiga で生まれた音楽ファイルフォーマットの1つ、または複数ファイルフォーマットの総称。soundTracker がモチーフになっている。MOD といったとき、XM (FastTracker2), S3M (Scream Tracker), IT (Implse Tracker) などの複数のフォーマットを指すこともあり、また元祖のフォーマットである MOD を指すこともある。
一般的に MIDI とは違いシンセサイザーには音色データがなく、ファイル自体に音色が埋め込まれているため、再現性が高いがMIDIに比べてファイルサイズは大きい。Sample と呼ばれる PCM のサウンドを音階・音量の変更、エフェクトをかけるなどして加工し、これを楽器 (Inststrument) のようにして楽譜を入力する。FastTracker 以降では、一つの Instrument に複数の Sample が使用できる、マルチサンプルに対応している。
今回の記事はTrackerで作られたMODをVSTで再生出来るというお話です。
調べたのですが、Trackerを再生出来るVSTは無料だと無さそうです。
もしご自分のMODがHDD等に眠っているようなら是非試してみて下さい。
なおS318 Tracker Mod PlayerはMODを持っていなくてもオンラインのModArchiveからランダムでダウンロードして再生出来ます。
ランダムだと著作権的に引っ掛かる可能性があるので、パブリックドメインのMODでDrozerixさんのChica-pop! をダウンロードして読み込ませて鳴らしてみました。
なおこのMODのファイルサイズは64KBです!
この記事は以下の内容でお送りします。
SoloRackのダウンロード等については昨日の記事を参照して下さい。
SoloRackのS318 Tracker Mod PlayerでMODを鳴らす方法
まずはDAWを開きSoloRackを読み込みます。
SoloRackを開いたら左上の「M」アイコンから「Oscillator/Source」->「S318 Tracker Mod Player」を読み込みます。
次に左上の「M」から「From/To DAW」->「SA02 DAW」を追加します。
結線をしていきます。
単純に「S318 Tracker Mod Player」の「L Out」を「SA02 DAW」の「IN L」にドラッグします。
「R Out」も同様に「IN R」にドラッグします。
動画を用意しました。
鳴らすだけなら、「↓」をクリックするとModArchiveからランダムでダウンロードされます。
再生ボタンを押せば再生されます。
一応著作権を考慮して再生はせずに動画を撮りました。
私の環境ではありませんでしたが、もしダウンロードに失敗するならファイアウォールが影響しているかと思います。
一時的に切るかAllowの設定を入れましょう。
まとめ
これは楽しいですね。
質感が最近のVSTでは再現出来ない感じも良いですね。
曲調もなんかむしろ新鮮です。
パブリックドメインならリミックスも可能なので、その辺の記事も書こうか悩み中です。
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