Mastrcode-Music.のトランスゲートを搭載した音源T-Force Alpha Plus 2の紹介
今日は昨日に続きトランス音源「T-Force Alpha Plus 2」のご紹介です。
ちょっと古いプラグインですが、見かけによらず良いです。
「T-Force Alpha Plus 2」はトランスゲートを搭載していて、簡単にトランスの音を鳴らす事が出来ます。
音デモ
プリセットを鳴らしてみました。
概要
T-Force Alpha Plus 2 は、前モデルのすべての機能に加えて、いくつかの拡張機能と新機能を備えています。カスタマイズ可能な色を持つ新しいグラフィカルユーザーインターフェイス、新しいデザインのオシレーターと新しい “analog drift” モード、新しいデザインのエンベロープ、多くのフィルタータイプを持つ新しいフィルター、新しく優れたデザインの LFO、新しく拡張したトランスゲート効果、新しい追加効果、完全に新しいデザインのディレイとリバーブ効果、いくつかのオプションでカスタマイズできる新しい全体のポリフォニーコントロールが搭載されています。
特徴
サブトラクティブシンセシス/FMシンセシス
最大128倍ポリフォニーと最大128倍ポリフォニーリザーブボイスのポリフォニーコントロール(最大256倍ポリフォニーになります)
3つのボイススティールモード:ハードスティールソフトスティール、オーバーラップ
ボイスリフレッシュモード – 有効にすると、パルストリガー信号を送信してポリフォニーボイスをリフレッシュします – ただし、有効にするとCPUスパイクを引き起こす可能性があります。CPUスパイクを防ぐには、ボイスリフレッシュモードを無効にしてください。オシレータ
3つのフリーランニング・マルチボイス・オシレーター
フェイズ・リトリガー・オプション
位相オフセットコントロール
サイン、ソー、ランプ(リバース・ソー)、トライアングル、パルス(PWMによる矩形)波形
パルス波形のパルス幅制御
独自のカスタムオシレータ波形を形成するウェーブシェーピングオプション
オシレーターボイスコントロール(最大8音色
各オシレーターのヴォイスを互いにデチューンするDetuneコントロール
マルチボイスオシレーターをカスタマイズするためのカスタムボイス
オクターブ、セミトーン、セント(微調整)用のコントロール
各シングルオシレーターのステレオ幅、パンニング、ボリュームの調整可能
各オシレーターは、それ自体(Feedback FM)または互いに周波数変調(FM)することができます。
オシレータ2はオシレータ1と同期可能
ビンテージ・アナログ・オシレーターの電圧誤差をシミュレートする位相&ピッチ・ドリフト・オプション。
ステレオ幅、ローカット、ハイカット、パンニング、ボリュームをコントロールできる独立したノイズオシレーターフィルター
14種類のフィルター・タイプを持つマルチモード・フィルター
カットオフ、レゾナンス、フィルター・エンベロープ量、ベロシティ量、キー・トラッキング(キー・フォロー)のコントロールが可能エンベロープ
ADSRアンプ・エンベロープ(ベロシティ・セニティビティとインバーテッド・モードが選択可能
ADSRフィルター・エンベロープ(インバーテッド・モード選択可)×1
3つのADSRモジュールのエンベロープ
FM信号をモジュレートするためのADSR FMエンベロープ(オシレーターごと)3つLFO
サイン、ソー、ランプ(インバーテッド・ソー)、三角、矩形波形の3つのLFO
ユニポーラまたはバイポーラ・モード
フェイズ・リトリガー・モード
フェーズ・オフセット・コントロールテンポ・コントロール
テンポをホストテンポに同期させるシンクモード
Delayコントロール(LFOフェイズリトリガーが有効の場合、プリディレイを追加する
LFO Phase Retriggerが有効な場合、LFOモジュレーションをフェードインさせるためのAttackコントロール
ステップ・シーケンサー最大32ステップのステップ・シーケンサーと多彩な機能により、1つのMIDIノードを演奏するだけでメロディック/リズミックなシーケンスを作成できます(例:ローリング・ベース・シーケンスなど)。
エフェクト
4モードのフェイザー・エフェクト
4種類のディストーション・モードを持つディストーション・ユニット
ビットクラッシャー
低音域と高音域のゲイン・コントロールを備えたトーン・コントロール
トランス・ゲート
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
インストール
インストールは、VST2版とVST3版があるのですが、いつもと異なり、VST2版の方がプリセットのインストールが楽です。
VST2版だとフォルダに入れるだけでプリセットがちゃんと読み込まれます。
解凍して出てきたVST2の中のフォルダ「T-Force Alpha Plus 2」をVST2ほフォルダに入れればインストール完了です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
VST3の場合は「T-Force Alpha Plus 2.vst3」をVST3の以下のプリセットフォルダに「Mastrcode Music\T-Force Alpha Plus 2」のフォルダを作ってから格納する必要があります。
C:\Users\Username\Documents\VST3
注意点
FL Studioで使っていてプラグインがクラッシュ(音が出なくなった)しました。
もしかすると「Use fixed size buffers」を有効にすると良いかもしれません。
(有効にしてからはクラッシュしませんでした)
もし音が出なくなったら試してみて下さい。
まとめ
このプラグインも良いですね。
「T-Force Alpha Plus 2」に搭載されているトランスゲートを更に機能追加したT-Force Trance Gate 2という単体プラグインにもなっています。
T-Force Trance Gate 2とEssence Plusを組み合わせて使うとかなり良いんじゃないでしょうか。
コメント