無料のKOMPLETE START付属のMIKRO PRISMで音源作り
Chillout with Beats の yosi です。
前回に続き無料のKOMPLETE START付属のシンセを紹介します。
二回目はMIKRO PRISMです。
一回目はTRK-01 BASSの使い方とTRK-01 BASSを使って作った音源を公開しています。
![無料のKOMPLETE START付属のTRK-01 BASSを使って音源作り 2 2019 02 27 13h51 52](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2019/02/2019-02-27_13h51_52-320x180.png)
MIKRO PRISM
名前からも判る通り、MIKROなPRISMです。要はPRISMの簡易版です。
KOMPLETE STARTの説明には以下のよに記載されています。
シンセの知識がなくても、70の内蔵プリセット、キャビネット・シミュレーター、エフェクトで、奇想天外なサウンドを作れます。
きっとプリセットをだけでも十分楽しめるよ!という事でしょう。
有料版のPRISMの説明には以下の説明がありました。
物理的モデリング・シンセシスの可能性を利用した、最新のREAKTOR 5.5 “モーダル・バンク” モジュールに基づき、ドラマティックでピュアなサウンドを作成できます。これらのサウンドは、外部および内部ソースを通して大きく修正を加えることができます。 このFXアンサンブルを使えば、魅力的なサウンドが作成でき、入力されたオーディオを生き生きとしたエフェクト・プロセッサーとして使用することができるようになります。その結果、バラエティ豊かなコンテンポラリー・シンセサイザーとエフェクトが誕生しました。
良くわからないですね。ポイントは「物理的モデリング」と「外部および内部ソースを通して大きく修正を加えることができます。 」の部分でしょうか。知りませんでしが、エフェクトとしても使えるかもしれません。
音を聞くと物理モデリングというだけあり、AASのChromaphoneを彷彿させる音がします。
とはいえ、Chromaphone程の自由度はなく、金属系の音を得意としている感じがします。
また、エフェクトについては無料版のMIKRO PRISMにはエフェクトとして使うことは出来ないようです。
有料版にはPrism FXのパッチが存在し、エフェクトとして使えました。
しかし、原型を留めない系なので、正直使い辛いです。
アンビエント音を作るには使えるかもしれません。
MIKRO PRISMの使い方
MIKRO PRISMの起動方法
Reaktorからも起動できますが、簡単なKompleteKontrolからMIKRO PRISMを起動します。
まず、KompleteKontrolをDAWに読み込みます。
KompleteKontrolからの起動方法の動画を用意しました。
MIKRO PRISMの音色変更
KompleteKontrolにはよく使われるノブを割り当てるマクロというものが存在します。
画面上部のノブでクリックすると以下のような画面が表示されます。
素晴らしい事にKompleteKontrolに内蔵されている音源は全てこのノブによく使われるノブが割り当てられています。
ですから、色々つまみがあってどれを動かしたら良いか判らない場合は、マクロを変更すると理解していなくても効果的に音色を変更出来ます。
デモ音源
MikroPrismでパッドを作りました。
MikroPrismで作ったパッドにGrossBeatでサイドチェインの様な効果を付けました。
MikroPrismで今度はリフを作ります。手抜きでKomplete KontrolのARP機能を使いました。
そのままだと素気ないので、リフにGrossBeatとLofiエフェクトを掛けました。
ドラム等足したのがこれです。軽快なドラムンベースにしてみました。
まとめ
私個人としてはKompleteStartの中で使い辛いシンセでした。音が固すぎて使い所に困ります。有料版を持っていますが、あまり使わないかなーという感じです。
キラキラした音が好きな人には良いかもしれません。
弾きながらパラメーターをリアルタイムで変えると面白い音が出ますが、曲で使えるかというと・・・
結局の所、今回もGrossBeat使いまくりです。
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