GainMatchの使い方は難しい事は無いのですが、全く判らない人でも使えるように解説を書いておきます。
・GainMatchのプラグインを使ってゲインマッチしてみる
GAINMATCHのプラグインのインストール
インストールは要らないかと思ったのですが、一応書いておきます。
v1.12より前のバージョンをインストールしている場合はファイル名がv1.12で「LM GainMatch」から「GainMatch」へと名前が変わっています。
その為「LM GainMatch」を削除する必要があるそうです。
削除してからインストールしましょう。
以下マニュアルから引用です。
Notes on updating from version < 1.12:
In version 1.12 the plugin was renamed from LM GainMatch to GainMatch.
You need to remove the old LM GainMatch before installing the new version.
The safe way is this:
1) remove LM GainMatch 2) restart the DAW 3) install GainMatch 4) restart the DAW
インストール方法はかなり簡単です。
Zipファイルを解凍すると以下の様な構成です。
あとは「GainMatch」フォルダを「VST3 folder(drag plugin here).lnk」にドラッグアンドドロップするだけです。
動画も用意しました。
(ドラッグアンドドロップするだけですが・・・)
GAINMATCHのプラグインを使ってゲインマッチしてみる
最も一般的な使い方をご紹介します。
ゲインマッチしたいプラグインを「GainMatch」で挟みます。
要は以下の様にします。
あとは「GainMatch」を開いてみて下さい。
前段にある「GainMatch」は「Before」で後段にある「GainMatch」は「After」になっているかと思います。
もしなっていない場合は変更してください。
前段は閉じます。
手動でゲインマッチ(音量を揃える)する
まずは手動でゲインマッチする方法です。
あとは音源を再生すると「dB」の所に+-で数字が表示されます。
この数字の部分をクリックするとゲインマッチされます。
あとはスピーカーのアイコンをクリックするとDry音を聴く事が出来ます。
音の大きさが揃った状態でDryとWetを確認出来る為、音量の大きさに惑わされずに判断が出来ます。
動画も用意しました。
自動でゲインマッチ(音量を揃える)する
自動でゲインマッチする方法です。
ただ「AUTO」をクリックするだけです。
そのあと少し待つとLEDの色が緑になると変化すればゲインマッチされた状態です。
この時LEDが赤いままの場合は変化幅が大きい事を表しています。
変化幅がそれほど大きく無ければ気にする必要は無いかと思いますが、調整する方法が2つあります。
変化幅の許容量を調節する
ドラム等の場合は元々音の強弱が大きい為、変化幅の許容量を調節するとLEDが緑になります。
変更方法は歯車アイコンをクリックして「dB」を増やします。
自動モードの調整スピードを変更する
他には自動モードの調整スピード変更する方法があります。
▼から「Auto」->「Adjustment speed」で変更
両方を組み合わせると効果が高いかと思います。
まとめ
しっかり作られていて奥が深いです。
これでセールとは言え$9は安いですね。
他にも色々な機能が付いており、その辺の解説もしていきたいと思います。
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