Trapのハイハットと言えばあの速くなったり遅くなったりするあれです。
DiginoizさんのHattricksで簡単に出来ますが、お金掛けたく無いという方の為にやり方を模索して見つけました。
見て頂いた方が早いです。
如何でしょう、自分で打ち込むと結構面倒なので、ピアノロールの音階切り替えで出来ると楽です。
では実際にやり方を解説していきます。
FLStudioでTrapのハイハットを簡単に打ち込む方法
まず「Layer」を読み込みます。
そして「Sampler」を1つ用意します。
Samperの設定
まずHiHatのサンプルを読み込みます。
サンプルはTrap用途であればCymaticsさんのTrap Starter Packがおすすめです。
次に「Sampler」に一部設定をします。
後で「Samper」を複製するので、共通設定は先に済ませてしまいます。
設定箇所は3つです。
・「Arpeggiator」で「▲」を選択
・「Range」を「0」に設定
・「Chord」は「none」を選択
あとは「Samper」を右クリックから「Clone」を3回繰り返します。
こんな感じになります。
Layerの設定
「Layer」を開きます。
「Sampler」を全部選択して「Layer」の「Set children」をクリックします。
動画を用意しました。
これで「Layer」から全ての「Samper」が鳴る状態になりました。
ただこのままでは全て一緒になってしまうので、鳴るMIDIノートを分けます。
「Layering」の「Split children」をクリックします。
これで「C5」から「D#5」までのMIDIノートに「Sampler」が割り振られました。
Rootノートの設定
「Arpeggiator」を開きます。
ここで「C5#」から「D#5」はルートノートが「C5」のままなので、それぞれ割り当てたMIDIノートに合わせます。
単純に割当られているMIDIノートと同じ鍵盤を右クリックすればルートノートが変わります。
Arpeggiatorの設定
あとはそれぞれの「Samper」の「Arpeggiator」のスピードを変えます。
「Time」を右クリックから「Set」から選択していきます。
以下の様に設定します。
・「C5#」を「2 steps」
・「D5」を「1 steps」
・「D5#」を「1/2 steps」
以上で完了です。
まとめ
サンプルを変更するのが少し面倒(4つ全て変更する必要あり)ですが、一度作ってしまえばとても使えると思います。
時短を求める方はDiginoizさんのHattricksが超便利です。
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