FLStudioでPatcherを使ってコンプのWetにだけサチュレーションを掛ける方法
ちょっと思い付いたので書いておきます。
試してみましたが、これは中々良いと思います。
コンプとサチュレーターは両方とも無料でも手に入るプラグインを使っています。
SoftubeのSaturationKnobとAnalog ObsessionのVariMoonです。
コンプのWetにだけサチュレーションを掛ける方法
まずPatcherをミキサーに読み込みます。
「Patcher」の中にお好きなコンプとサチュレーター、「Fruity Stereo Shaper」を読み込みます。（必要に応じてGain調節用に「Fruity Balance」も）
ここではSoftubeのSaturationKnobとAnalog ObsessionのVariMoonを使います。
接続は以下の様に行います。
「Fruity Stereo Shaper」を開きプリセットの「Mixing」->「Invert」を選択します。
これで逆相になるので、Dry音がキャンセルされます。
（ただしコンプのWetとDry音の音量差が無い事）
この方法を使えばEQを使わずにスネアだけ全面に出すと言う事が可能です。
かなり微々たる違いですが、コンプのスレッショルドやリリースでサチュレーションの掛かり方を調節出来るので細かい調整が出来ます。
FLStudioでPatcherを使ってコンプのWetにだけサチュレーションを掛ける方法まとめ
パラレルコンプとも違う方法で効果もかなり異なりますので、使い道は結構あるように思います。
そして今回サチュレーションでしたが、ディストーションやエキサイターの様なプラグインも面白そうです。
今思い付いたのですが、リバーブなんかも良いです。
コンプで調節すればキックが殆どならないので、スネア部分だけ綺麗にリバーブが掛かります。
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