FLStudioのNativeプラグインをMIDI outで鳴らす方法
ちょっとコメントで質問を貰ったので、記事にしました。
昨日の記事で「reMIDI 2」でハイハットのパターンをMIDI出力して、音源を鳴らす方法をご紹介しました。
質問としてはreMIDI 2のMIDI出力先をFLStudioのNativeプラグインに出来るかどうかという内容でした。
回答を先に書いてしまうと、FPCやDrumpadであればPatcherを使う事で可能です。
「Sampler」では出来ないのか?と思われるかもしれませんが、「Patcher」がサポートしていない為、そもそも「Patcher」内に読み込めません。
「Sampler」の他にも「Fruity Granulizer」もサポートされていません。
(読み込むと以下の様なメッセージが表示されて読み込めません)
と言う事で「FPC」を使って「MIDI out」をルーティングする方法を解説していきます。
事前準備
「reMIDI 2」の「Output port」を「0」に設定しておきます。
(番号はルーティング先と同じであれば何番でも問題無いです)
PatcherとFPCの設定
まずPatcherを音源として読み込みます。
「Patcher」の中に「FPC」を読みこみます。
「From FL Studio」の上で右クリックから「Output」->「Event」->「MIDI port 0」をクリックします。
すると「MIDI port 0」が出来ますので、このインプットと「FPC」を接続します。
動画を用意しました。
標準だとMIDIノートのマッピングが異なる(F#3ではない)ので、▼から「Layout」->「default」を選択するとハイハットがF#3になります。
これで鳴るようになりました。
もしハイハットの音を自分のサンプルに置き換えたい場合は、一度▼から「Clear pad」をしてからサンプルをドラッグアンドドロップすれば出来ます。
(クリアーせずそのままドラッグアンドドロップするとレイヤーされる)
なお「Clear pad」するとMIDIマッピングの情報も変更します。
まとめ
FLのNativeプラグインも普通にMIDI outやinを割り当てられたら楽なんですけどね。
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