ZEEKさんのSTFUもKVR Developer Challenge 2021にエントリーされてプラグインです。
ちょっと気になったので改めて使ってみるととても良い機能が搭載されていたのでご紹介しておきます。
この記事は以下の内容でお送りします。
・ZEEKのボリュームシェイパープラグインSTFUの使い方
ZEEKのボリュームシェイパープラグインSTFUの概要とダウンロード方法
概要
ZEEK STFUは、無料で使える最高のボリュームシェイパーです。
STFUは、ホストのBPMに自動的に同期したり、MIDIノートでトリガーすることができる、非常に素早く使用できるサイドチェイナーで、常にサンプルに忠実です。MIDIトリガーを使用すると、無数の目的のために非常に多くのシンセのボリューム・エンベロープの制限を克服することができます。
STFUは、多くのホストやモジュラープラグインで使用できるように、CVを出力することもできます。
さらに、2つの独立したエンベロープを設定し、それらの間でクロスフェードすることで、あらゆる種類のクールなものを作ることができます。
個人的にとても良いと思ったのは波形を見ながらボリュームシェイプを調整出来る点です。
無料でこの機能が付いているのは無かったと思います。
ダウンロード方法
以下のリンクより遷移し、右上のOSアイコンから該当するOSをクリックするとダウンロードが始まります。
VST3形式なので(Pathが固定)インストールはデフォルトのままで大丈夫です。
ZEEKのボリュームシェイパープラグインSTFUの使い方
「STFU」が優れているのはMIDIによるトリガーも対応している点です。
ですからMIDIによるトリガーの仕方を解説していきます。
ボリュームシェイパー系を使ってやる事と言えばサイドチェイン効果が主かと思います。
こんな感じです。
まずサイドチェイン効果を掛けたいミキサーに「STFU」を読み込みます。
上の動画の例だとPadなのでPadを出力しているミキサーに「STFU」を読み込みます。
次に「MIDI out」を読み込みます。
今回「Port」の「0」は既に他で使っていた為、「1」にしていますが、番号は「STFU」と合わせれば何番でも問題ありません。(今回は「1」で進めます)
「STFU」を開き、左上の歯車アイコンから「input port」を「1」を設定します。
あとは今回の場合はKickのタイミングでトリガーされるようにしたいので、Kickと同じタイミングにMIDIノートを配置していきます。
ドラムサンプラー系を使っている場合、KickのMIDIノートだけを「MIDI out」のピアノロールにコピペすれば完成です。(MIDIノートの音階はどこでも構いません)
もしKickを以下のように「PlayList」に直接配置している場合は、少し面倒ですが、1つずつ入力する必要があります。
全てのKick分MIDIノートを配置したら完成です。
まとめ
Duckの代わりとはいきませんが、無料でこれだけ出来ればかなり良いです。
そしてこのデベロッパーさんこのプラグインが最初のリリースの様なんです。
ですから今後が非常に楽しみですね、
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