ダウンロード方法などは以前のこの記事を参考にして下さい。
この記事は以下の内容でお送りします。
「Obvious Filter」にはオシレーターが搭載されており、MIDIで音程も変えられます。
マニュアルが存在しない為、手探りな部分がある事はご了承下さい。
以下の動画では最初はBypassした状態で始まり、「Obvious Filter」をOnにして「OSC」の音がMIDIで実際のベースと同じ音程をなる様にしています。
Obvious Filterの音程をコントロールしてSubBassの様に使う方法
「Obvious Filter」のOSCはどういう仕組みか判りませんが、「Resonance」を上げなくても入力があれば鳴ります。
良くあるのは「Resonance」を上げて発振させた状態で「Cutoff」動かすと音程を鳴らす事が出来るのですが、ちょっと仕組みが異なるようです。
では早速解説していきます。
音源と「Obvious Filter」の準備
音源は何でも良いです。
ここでは無料で使えるGorilla Bassを使っています。
(ドラムムンベース作る方におすすめ)
Gorilla Bassをミキサー1に出力します。
次に「Obvious Filter」をミキサー1にインサートします。
次にMIDIの設定をしていきます。
Obvious FilterのMIDI Inの設定
やる事はMIDI系プラグインと同じです。
「Obvious Filter」の左上にある歯車アイコンをクリックして「Input port」を「0」にします。
次に「MIDI Out」を読み込みます。
デフォルト「Port」が「0」なのでこのままで設定は終わりです。
これで準備は完了です。
「Obvious Filter」にMIDIノートを送る
「Obvious Filter」にMIDIノートを送るには単純に「MIDI Out」のピアノロールに入力すればOKです。
この時Gorilla Bassと同じMIDIノートを入力すればSubBassの様に使えます。
ただし音のオクターブの調整が必要です。
SubBassとして使う場合の音色設定
パラメータも少し判る範囲で解説します。
OSCの効果を知るには「⑤Matrix DW:」を最大にするとOSCのWet音のみ聴こえるので調整し易いです。
①OSC:オシレータの種類を変更出来ます。
「OSC」と「Modulation Matrix」は密接に関係しているようで、「Modulation Matrix」を「OFF」にするとOSCから音が出なくなります。
②Modulation Matrix:「OSC」と入力のモジュレーションの設定?
OSCと入力でどのようなモジュレーションにするか選択出来ます。
「Samh」以降は複雑なモジュレーションは掛からず、シンプルな音になるようです。
判り易くする為にCutoffを全開にしています。
③ENV:Cutoffのエンベロープをどれ位OSCにも適用するかだと思います。
④NOTE:ノブで鳴らすMIDIノートを指定する事も出来ます。
⑤Matrix DW:Wet(OSC)とDryのバランスかと思います。
⑥P.ENV:これは謎ですが、ポルタメントじゃないかと思います。
まとめ
「Obvious Filter」はほんと無料とは思えない出来で素晴らしいです。
ただ私の環境だとパラメータを弄っていると結構な確率で落ちるのでイマイチなんですよね・・・
あとはマニュアルとまでいかなくても良いので、「Modulation Matrix」のパラメータの効果の詳細情報が欲しい所です。
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