2Ruleの画像を基にエフェクト処理をするTugSpectの紹介
今日はちょっと変わった画像を基にエフェクト処理をするTugSpectのご紹介です。
画像を基にサウンドを生成するというのはありましたが、エフェクト処理するのは記憶にある限りでは知りません。
FL Studioのも「BeepMap」という画像から音を生成するプラグインが標準搭載しています。
簡単な解説記事も書いていますので、こちらもどうぞ。
「MetaSynth」が画像をサウンドにするソフトとしては有名でした。
Macのみだったので強い憧れがありました。
今もまだあるようですが、もう開発が止まっているような感じですね。
一世を風靡したソフトが廃れてしまうのは寂しいもんです。
音デモ
適当な画像を読み込んで鳴らしてみました。
最初はOFFで途中からONにしています。
Lo-Fi感もあって面白いですね。
ビットレートの低いエンコーダーの様な雰囲気もでますね。
概要
抽象的なアートから自分の写真まで、どんな画像でも、画像をスキャンして、そのピクセル値を使ってダイナミックにオーディオをシェイプし、サウンドを変換するためのテンプレートとして使うことができる、実験的なvst3プラグイン。楕円や矩形、直線などの基本的な図形を描くことができます。リアルタイム高速フーリエ変換(FFT)フィルタリングにより、入力されたオーディオを分析し、画像のピクセル値を反映したスペクトル処理を適用します:
図形描画、線、楕円、矩形。
回転、ズームイン/ズームアウト、左右。
画像のコントラスト、白黒
同期。!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お読みください
一部のMacユーザーは、Catalina(Big SureとMontereyも)のセキュリティ問題により、Abletonと同様のDAWが2RuleSynthを認識しないと言っています。DAWユーザー(Abletonを含む)は、開発者である私を信頼すれば、セキュリティステップを回避することができます。
a)TugMultiEffectをvst3フォルダにコピーする前に、Abletonを開き、”Plugin Rescan “を行う。
b) 再スキャンが終わったら、TugMultiEffectを対応するvst3フォルダにコピーする。
c) ターミナル(MAC)ウィンドウを開き、vst3フォルダに移動し、”sudo xattr -rd com.apple.quarantine TugMultiEffect.vst3 “と入力してエンターします。(macos画面のパスワードを聞かれることがあります)
d) Abletonの再スキャンをもう一度行う。
私はすべてのステップを順番に行い、うまくいきました。
問題が発生した場合は、tugrulvega@gmail.com。
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | VST3 |
Win | x | VST3 |
ダウンロード
ダウンロードにはgumroadへメールアドレスの登録が必要となります。
上記リンクより遷移し、「0」を入力し「これ欲しいです!」をクリック
未登録の場合はメールアドレスを聞かれますので、メールアドレスを入力して「手に入れる」をクリック
Winの場合は「TugSpect.component」と「TugSpect._Windows」をクリックしてダウンロードします。
インストール
2つのファイルを解凍したら、「TugSpect.vst3」のファイルと「TugSpect.component」のフォルダをVST3のフォルダに入れます。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
これかなり色々な可能性を感じるエフェクトですね。
普通のフィルターとは違う掛かり方しますし、オートメーションすれば更に音の変化が楽しめそうです。
コメント