【無料】Aegeanmusicのドップラー効果が作れるプラグインDoppler Domeの紹介
人生で数回は使いたくなる効果、ドップラー効果が作れるプラグインDoppler Domeの紹介です。
こんな感じです。
サイレンの音は以下のサイトを参考にさせて頂きました。(参考と言うかまんまです)
ただ流石に無料と言う事もあり、使い勝手が結構悪いです。
ドップラー効果が好きな方は有料ですが、WavesのDopperの方が簡単で使い易いです。
(ただしWavesのプラグインはバージョン管理が結構面倒なのであまりおすすめはしないです)
この記事では以下の内容でお送りします。
・Doppler Domeのダウンロード方法
・Doppler Domeの簡単な使い方
Doppler Domeの概要
Doppler Domeは、ドップラー効果を利用した無料のオーディオプラグインです。簡単に説明すると、ドップラー効果とは、リスナーと音源が近づいたり遠ざかったりしたときに、音に起こる現象のことです。例えば、車に乗っているときの車の音は特定の周波数を持っていますが、車が離れていくと周波数は低くなり、レコードを低速度で再生したような音になります。車があなたのすぐそばを通り過ぎれば、近づくにつれて高くなり、遠くなるにつれて低くなります。ドップラードームでは、距離に応じてピッチエフェクトの量を調整したり、パンやボリュームを調整することができます。音がリスナーに届くまでに時間がかかるように、距離やピッチスケールに応じて出力が若干遅れることがあり、またピッチのずれはテンポのずれにもなりますのでご注意ください。
ドップラードームでは、中心がリスナーで、音源はパスに沿って移動します。ドットをドラッグしてパスのベジェ曲線を調整します。パスはLFOやループのように機能します。プラグインに送信されたMIDIノートインメッセージは、パスの位置をリセットしてプロジェクトに同期させます。
Blendは、ピッチエフェクトをドライシグナルにミックスします。これはコーラスやモジュレーテッドディレイのようなものです。ピッチスケールノブは、ピッチにどの程度の影響を与えるかを決定しますが、ゼロに設定することでオフにすることができます。ボリューム・スケール・ノブは、距離に応じてどの程度のボリュームが影響するかを決定します。Pan Scale ノブは、左右の位置に基づいて、L/R の位置がどの程度影響を受けるかを決定します。
ボタンやスイッチを使って、パスのカーブやラインを設定することができます(マウスオーバーすると説明が表示されます)。
WinはVST2で32bit/64bit
MacはVST/AU(Big Surは未対応かと思います)
Doppler Domeのダウンロード方法
以下のリンクより遷移し少しスクロールするとダウンロード出来ます。
ダウンロードには何も必要としません。
Doppler Domeの簡単な使い方
何もしないと非同期で非常に使い辛いです。
以下のチェックを入れるとMIDIノートを受け取った際にパスの位置をリセットできます。
歯車アイコンから「Input port」を「0」にします。
右下の「RESET ON NOTE」にチェックを入れます。
「MIDI out」を読み込み適当なノートを打ち込みます。
このノートをトリガーとしてパスがリセットされます。
【無料】Aegeanmusicのドップラー効果が作れるプラグインDoppler Domeの紹介まとめ
面白いですね。
使い方次第で色々な効果が得られると思います。
一時期テープストップの効果が流行りましたが、ドップラー効果も良いんじゃないでしょうか。
曲のイントロ部分やアウトロで使うと面白い効果が得られるかと思います。
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