Yamaha SPX 90の有名なプリセットSymphonicを再現したNevermoreの紹介
今日はWitchpigさんのYamaha SPX 90のSymphonicを再現したNevermoreをご紹介したいと思います。
ステレオに広がらないので、ちょっと左右に広げる目的では使えませんが、低BitのLo-Fi感が出ます。
しかし見た目がSoundToysさんのエフェクトにそっくりですね。
FL Studioで使う為には以下の設定変更が必要です。
そのままだと「NOISY」設定時の音が変な感じになります。
FL Studioで使う場合の設定
変更箇所が2つあります。
①歯車アイコンから「Use fixed size buffers」の設定を有効にする
②「More」の「Process maximum size buffers」にチェックを入れる
音デモ
まずはシンプルなサイン波のコードでプリセットを鳴らしてパラメータを変えてみました。
似たタイプとしてFL Studioユーザは付属の「Vintage Chorus」がおすすめです。
概要
SPX Nevermoreは、1990年代のYamaha SPX 90ラックエフェクターのSymphonicプリセットを再現する試みです。これは格安の12ビットデジタルFXユニットで、ノイズが多いことで有名だったため、デフォルトで「Noisy」と「12 Bit」スイッチを有効にしています。オリジナルのローファイサウンドに近づけるためには、ステレオフランジャーエフェクトの前の信号に、この低いビットレートとバックグラウンドノイズを入れる必要があることがわかりました。
SPX Symphonicプリセットは、Nirvanaの「NEVERmind」アルバムのベースや、Zakk WyldeがOzzyの「No MORE Tears」のギターに使用したことで知られている。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「DOWNLOAD SPX NEVERMORE」をクリック
DropBoxへ遷移するので、「ダウンロード」をクリック
これでダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍して中に入っている「Nevermore.vst3」を以下のフォルダにれれば完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
現状でも悪くは無いのですが、コンセプトは非常に良いのに、ちょっと惜しいプラグインだと思います。
Lo-Fiになる感じも良いのですが、「MIX」でノイズの大きさも変われば使い勝手が大きく異なります。
あと現状「12BIT」と「24BIT」スイッチが動作していないように感じます。
この辺の機能が改善されたらかなり良いプラグインになると思います。
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