【無料】BlueLabのプラグインが全て無料になったので試してみた

2021 11 19 02h33 07 無料プラグイン
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BlueLabさんのプラグインは大量にありますが、今となってはちょっと時代遅れかなぁというプラグインが多いです。

例えばSTEREOWIDTHなんかはiZotopeさんのOzone Imager V2があれば要らないように思います。

ステレオワオド系の有料プラグインを作ってたデベロッパーさんはOzone Imager V2が無料リリースされた時、落胆したんじゃないでしょうか。

こんなもんが無料でリリースされたら個人で開発しているようなデベロッパーさんは堪らないですね。

元の価格はこちらで確認可能です。

全部購入手続き不要でダウンロード可能になりました。

ドメインの有効期限が切れたようです。

githubで公開が再開されました。

幾つか使えるプラグインを簡単な概要の解説をしときます。

BL Panogram

Panogramは、ステレオ音場の探索と理解を可能にする、パノグラム・ビジュアライゼーション・プラグインです。ステレオ音場に分布する音のエネルギーを表示します。音のステレオ幅と、音に含まれる異なる周波数のステレオ位置を表示します。また、パノグラム・プラグインは、ステレオ・ワイドニング・プラグインでもあります。

特徴

  • カラーマップ、ブライトネス、コントラスト、シャープネスによるパノグラムの視覚化
  • ステレオフィールドの一部を選択して再生
  • フリーズモード
  • ステレオワイドネス
  • パンノブ
  • モノラルからステレオへの変換(最新の方法で、遅延がなく、音の色付けもなし)
  • 出力ゲイン
  • サイズ変更可能なGUI

使用例を紹介します。

ステレオ音場を理解する
ステレオ画像の誤りを検出する
ステレオのワイド化
モノラルからステレオへ

免責事項:パノグラムの選択範囲を再生することは、パノグラムの一部に含まれる音のエネルギーを知ることを目的としていますが、音を抽出して利用することを目的としていません。パノグラムの長方形のセレクションを再生した場合、出力音に音楽的なノイズが含まれることがあります。特に、音のエネルギーが少ない部分を選択している場合は注意が必要です。

これは面白いです。

選択した範囲を再生する事が出来ます。

 

AIR

Airプラグインは、音の高調波成分とノイズ成分を分離し、それらをリミックスします。高調波成分は純粋な周波数で構成されており、例えば音のピッチを定義します。ノイズ成分は、例えば歌声の息づかいやトランジェントなどです。Airプラグインは、例えばボーカルの空気感を抽出して増やすために使用します。

不思議なエフェクトです。

 

DENOISER

Denoiserは、ノイズの特性を学習することで、トラックのバックグラウンドノイズを減衰させたり、抑制したりするプラグインです。ノイズと興味深い信号をスペクトル領域で分離し、トラック全体でノイズを減衰させたり抑制したりします。

BlueLab Denoiserプラグインは、ボーカルや一部の音楽に限らず、あらゆるタイプのサウンドに対応しています。

原則

トラックには、少なくともノイズだけが含まれる小さな部分(非常に短いものでも)がなければなりません。この部分は、例えば録音の最初や最後の部分などです。プラグインは、ノイズの特性を学習します。そして、このノイズは録音全体で減衰または抑制されます。

バックグラウンドノイズの減衰についての詳細は、プラグインに付属の詳細なユーザーマニュアルを参照してください。

特徴

  • 抑制すべきノイズを学習
  • 抽出したノイズのみを聞くことが可能
  • ノイズとノイズ除去された信号のミックス
  • 残留ノイズの除去(ミュージカルノイズ)
  • 残留ノイズを自動的に除去し、音質を向上させるオプション
  • トランジェントブースト:この種の処理で減衰しがちなアタック感を高めるためのパラメータ
  • クオリティーパラメーター(高速処理から最高のクオリティーまで

 

Edisonの方式と同じで、ノイズ部分を学習させてノイズを除去します。

ノイズ除去ソフトをお持ちで無い方は持って置くと良いかと思います。

 

AUTOGAIN

AutoGainはゲインライダープラグインで、トラックのレベルを自動的に追従、調整します。トラックの一部がミックスの内側または外側に出過ぎたことを検出し、そのレベルを調整してトラック全体でミックス内の位置が一定になるようにします。

このプラグインは、スペクトル・ドメインで動作するという特徴があります。これは、2つの信号のレベルがdBでは同じだが、片方の信号にしか含まれていない周波数帯が出てくる場合に特に有効です。

このプラグインには、ゲイン補正の量を調整するためのDry/Wetパラメータが用意されています。処理後の音が均質すぎると感じた場合に、より自然な仕上がりにするために使用できます。

使用例

このプラグインは、歌声を含むトラックに適しています。録音時にレベルの変化が大きかった場合に、レベルをより一定にします。

GainMatchやMAGCが無い頃なら超素晴らしいプラグインです。

サイドチェインに入ってくる信号と通常のInに入ってくる信号のレベルを一定にしてくれます。

ですからWetとDry比較等でも使えます。

FL StudioだとPatcherを使うと楽です。

 

まとめ

紹介したほかにBL Ghost-Xというプラグインがあってかなり凄そうなんですが、CPU負荷が高過ぎてうちのPCではまともに動きません。

CPUスペックが高い方は是非お試しを。

 

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