NoiseEngineeringのモーフィングが気持ちいいFreequel Bundleの紹介
全然期待していなかったのですが、Freequel Bundleかなり良いです。
Freequel Bundleは2つのシンセ音源とディストーション系のエフェクトのバンドルです。
シンセ音源はWavemorphingが出来て、このモーフィングがかなりスムーズです。
ノイズが一切入らず気持ちが良いです。
この記事では以下の内容でお送りします。
・Virt Vereorの活用方
Freequel Bundleの概要とダウンロード方法
Sinc Vereor
直感的でパワフルなシンセサイザー。ウェーブモーフィングとウェーブフォールディング、ヴィンテージ風コーラス、マルチモードゲートを搭載
Sinc Vereorは、直感的で魅力的なコントロールで、この軽量シンセサイザーのパワーを裏切ります。ノイズエンジニアリングのEurorackモジュール「Sinc Iter」をベースに、ウェーブモーフィング/ウェーブフォールディング機能を備えた「Tone」コントロールは、サウンドデザインを容易にします。ノコギリ、トライアングル、スクエアなど、おなじみの波形をブレンドできます。Superモードでは、6つの位相がずれたオシレーターを追加。ノイズモードでは、パーカッションやエフェクト用の自己相似型ノイズを生成できます。
このオシレーター・セクションには、可変スロープを制御するADSRエンベロープとアナログ風のマルチモード・ゲート/フィルターを使用した、簡単に操作できるダイナミクス・セクションであるVereorを組み合わせています。さらに、ビンテージ風のコーラスとプリセット・ライブラリーを加えたSinc Vereorは、その多様性に驚かされることでしょう。
伝統的な減算方式のサウンドと現代的なシンセシス技術の間のギャップを埋める楽器を素早く作りたいなら、Sinc Vereorにお任せください。
Virt Vereor
難解なサウンド・アルゴリズム、マルチモード・ゲート、ビンテージ風コーラスを備えたシンセサイザー
Virt Vereorは、ユニークな合成アルゴリズムをベースにしたパワフルなシンセサイザーです。Bassは、Bernie Hutchinsの代表的なシリーズElectronotesに記載されているクアドラチャ・アルゴリズムです。Sawxはスーパーソーにインスパイアされたビーストです。Harmは、スペクトルコントロールと部分音の歪みを備えた加算アルゴリズムです。Virt Vereorは、途方もない量のユニークなサウンドを、すぐに使えるインターフェースで作ります。
これらのアルゴリズムは、Arturia社のMicrofreak V3ファームウェアに貢献したNoise Engineering社のものと、近日発売予定のVirt Iterモジュールのものとを、勘の良いユーザーは認識していることでしょう。
Virtオシレーター・セクションとVereorを組み合わせました。Vereorは、可変スロープを制御するADSRエンベロープとアナログ風のマルチモード・ゲート/フィルターを使用した、簡単に操作できるダイナミクス・セクションです。さらに、ヴィンテージ風のコーラスと豊富なプリセットを加えたVirt Vereorは、ベースやリード、あるいは斬新なサウンドを求めている人にぴったりの製品です。
Ruina
多彩なステレオマルチディストーション(ウェーブフォールディング、オクタバイジング、フェイズシフト、マルチバンドサチュレーション、フィルタリング、DOOMを搭載
Ruinaは、デジタルディストーションアルゴリズムに基づいて構築されたクリエイティブなステレオディストーションプラグインです。直感的で完全に自動化されたコントロールにより、穏やかでニュアンスのある色を得ることも、信号を消し去ることも、その中間を調整することも簡単です。パラメーターを調整するのは面倒ですか?Ruinaには、どんなニーズにも対応できる大量のプリセットが用意されています。
Ruinaには、ウェーブホルダー、マルチバンド・サチュレーター、カオスなサブオクターブ・ジェネレーター、オクタバイザー、フェイズ・シフターが搭載されています。また、トラッキングの調整が可能なノッチまたはバンドパスフィルター、信号の流れの中での歪みの順番を設定するコントロールも備えており、サウンドをさらにカスタマイズすることができます。最後に、Overdriveは最大128倍のゲインを加え、最大限の破壊力を発揮します。
どんなサウンドでもRuinaに通すと、温かく豊かなディストーションが得られ、スライダーを回すと完全に破壊されます。7つのディストーション・タイプがあるので、Ruinaであなたのサウンドを新しいユニークなものに変えるのは簡単です。
ダウンロード方法
ダウンロードは最近主流のポータルアプリから行うパターンです。
3つのプラグインどのページからダウンロードをしても同じです。
上記リンクより遷移し、「Download the Freequel Bundle Now」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを聞かれますので、「Email」と「Password」を入力し、「Log in/Register」をクリックします。
この仕組み面白くて新規ユーザでも、未登録ユーザも同じ画面がら処理出来るんです。
パスワードの再確認の画面が出ますので、入れると以下の画面に進みます。
該当するOSのリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロード出来たら起動します。
「Install/Update Plugin」をクリックします。
これでインストールも完了します。
あとはDAWでスキャンを掛ければ使えます。
Virt Vereorの活用方
大したことでは無いのですが、「Virt Vereor」を使う際に「Flavor」パラメーターをモジュレートして「Tang」等を動かすとかなり楽しい感じになります。
こんな感じです。
FL Studioの場合は「Fruity peak controller」を使えば簡単に出来ます。
やり方は「Fruity peak controller」をインサートします。
「Virt Vereor」を開き、左上の▼から「Browse parameters」をクリック
FL Studioのブラウザにパラメーター一覧が表示されますので、「Fruity peak controller」で動かしたいパラメータ上で右クリックから「Link to controller」をクリックします。
「Remote control settings」の画面が開きますので、「Internal controller」で「Peak ctrl -LFO」を選択し、「Accept」をクリックします。
あとは「Fruity peak controller」のLFOのパラメータを変更すれば「Virt Vereor」のパラメータが動きます。
他のDAWでも同様の機能はあるかと思うので、是非やってみて下さい。
まとめ
かなり予想外に良くてびっくりしました。
他のシンセでは中々出ない感じの音です。
ディストーションのRuinaですが、かなり激しく掛かるので、使い所が難しいです。
今後有料のプラグインなんかも出すでしょうから楽しみです。
コメント