【無料】WavesのVST3の読み込みにも対応したStudioRackの紹介
今日は先日アップデートされたばかりのWavesさんのStudioRackをご紹介します。
StudioRackは以前も試した事があったのですが、最新版のWavesプラグインを持っていないと認識しないので、全く使っていませんでした。
今回のバージョンもV13以降のWavesプラグインでないと認識しないので、その点に関してはイマイチなのですが、なんとVST3を読み込めるようになったのです。
AU版もあるので、Macお使いの方はLogicでVST3を使う事が出来るようです。
しかもスプリッター機能とマルチバンド機能があるので、VST3に対応しているプラグインならマルチバンド化が出来るんです。
ですから先日ご紹介したKilohearts Essentialsが超活用出来るという訳です。
音デモ
何気に検索が超便利で例えば「kilo」と入力するとKiloheartsさんのプラグインがずらっと表示されるんです。
サクサクで快適です。
Kiloheartsさんのプラグインをマルチバンドで使ってみました。
概要
Waves StudioRackでパワフルなプラグインチェーンを作成・保存、究極のプラグインチェイナー – 並列処理ラック、マルチバンドスプリットラック、あなた自身の「カスタムプラグイン」を作成するクイックアクセスマクロも含まれています。
個々のプロセッサーではなくチェーンで考えることは、最高のプロデューサーとエンジニアの特徴です。全く新しいWaves StudioRackはついにプラグインチェーン作成のフルパワーをあなたの手にしました。
StudioRackを使えば、たった1つのDAWインサートから最大8つのプラグインの完全なチェーンを構築し、すぐに呼び出せるように保存することができます。StudioRackはWavesプラグインだけでなく、他のメーカーのVST3プラグインもチェーンすることができます。
それだけでなく、StudioRackは以下のようなパワフルな処理能力も備えています。
8マクロ/チェーン。チェーンあたり8つのマクロ:チェーン内の異なるプラグインのパラメータを組み合わせて、素早くアクセスできるマクロコントロールにすることで、あなた自身の「カスタムプラグイン」を構築できます。DAWで複雑なルーティングをすることなく、オーディオをモノ、ステレオ、M/Sラックに分割し、シグナルにパンチ、スペース、存在感を加えることができます。マルチバンドスプリットラック:StudioRackと互換性のあるプラグイン(Wavesまたは非Waves)をマルチバンドプロセッサーにし、クロスオーバーポイントを詳細にコントロールすることができます。
StudioRackはチェーン全体を内部ルーティングと共に保存し、どのDAWでも開くことができるので、あなたと異なるDAWを使用するプロデューサーやミキサーとのコラボレーションがこれまで以上に簡単になります。また、VST3プラグインをホストする機能は、LogicやPro ToolsなどのVST3以外のDAWでもVST3プラグインを自由に使えることを意味します。
ダウンロード
ダウンロードはWavesのアカウントが必要です。
上記リンクより遷移し、「Free Download」をクリック
ログイン画面が出たらログインします。
「GET STUDIORACK FREE」をクリックします。
これでアカウントにSTUDIORACKが追加されました。
インストール
インストールは「Waves Central」から行います。
もしお持ちでない場合は上記リンクよりダウンロードして起動します。
「Waves Central」を起動すると「LOG IN」をクリックします。
ブラウザが起動して以下の表示が出たら「Waves Centralを開く」をクリックします。
あとは「StudioRack」にチェック※を入れ「Install」をクリックします。
※過去のバージョンをインストールしている場合、バージョンが複数表示されるのでV14の方をインストールします。
あとはDAWからスキャンを掛けると出てきます。
まとめ
Wavesさんの「StudioRack」がまさかVST3に対応するとは思っていませんでした。
他のDAWを使う方とかはエフェクトチェインを「StudioRack」で作っておけばどのDAWでもすぐエフェクトチェインを呼び出せますね。
その時にWavesが使えれば便利なのでアップデートしてねってことなんだと思いますが、思い切ったアップデートですね。
コメント