999ものアルペジオパターンを内蔵したMIDI VSTi gen2になったので紹介(Winのみ)
以前ご紹介したことがあるアルペジエイタープラグインがバージョン上がったので再度ご紹介です。
999は要約するとコードを鳴らせば色々なアルペジエイターになるというプラグインです。
(999単体では音が鳴らないので、他の音源を用意する必要があります)
主な変更点は「ply」と「speed」のパラメータが新設されました。
「ply」は変えると鳴るパターンが変わるのですが、3桁ある数字を変えてもパターンが変わるので違いが不明です。
一応「ply」は多様性(プライ)とあるので、バリエーション違いかと思います。
「speed」は鳴る速さで、ディレイタイムと同じ要領です。
1/4だと四分のタイミングでアルペジエイターが発音します。
音デモ
ちょっと以前よりタイミングが良くも悪くもルーズになったような気がします。
(気のせいかな)
プリセットを鳴らしてみました。
概要
999のリズミカルなMIDIアルペジエーターの次世代版です。
999gen2VSTiは音を作らず、D.A.W.で開いた他のVSTiをトリガーします。各アルペジオにユニークなスピード、ノートの長さ、オクターブ範囲、多様性(プライ)を設定することができます。また、MIDIキーボードでアルペジオを切り替えたり、ライブセッションでアルペジオをランダム化することができます。アルペジオは常にD.A.WのBPMと分母に同期しているので、常に自動配置された結果を得ることができます。
ダウンロード
ダウンロードは登録等不要で出来ます。
上記リンクより遷移し「Download 999gen2 」をクリックするとダウンロード出来ます。
下のリンクは予備なので、もし上の「Download 999gen2 」でダウンロード出来なければ下の「additional link」の方からダウンロードしましょう。
インストール
インストールが少しだけ通常と異なります。
まず、解答するとインストーラーとDLLが入っています。
まずインストーラー(999gen2 Installer.exe)を実行してシステムフォルダを作ります。
インストールPathがC直下なのが気持ち悪いので、下図のように「Program Files」の下等に指定しなおした方が良いかと思います。
その他はデフォルトで大丈夫です。
あとはDLL(999gen2 (64).dll)をVSTフォルダに格納すればOKです。
無印(999gen2.dll)は32bitなので、基本使わないです。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
以前はMIDIでキースイッチ切り替え可能だったのですが、その機能は無くなってしまったようです。
オートメーションで出来るので要らないと言えば要らないですが。
あとMonoシンセでポルタメントが少し掛かるようにして「999gen2」のスピードを速くすると結構面白い感じになりました。
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