W.A Production社のSphereDelay簡易レビュー
宣言通り、Glitchmachines Polygonを購入してSphereDelayをもらいました。
正直SphereDelayはあまり欲しいとは思っていなかったけど貰えるなら貰っときます。
簡単ですが、レビューします。
SphereDelay
インストールして驚いたのは、あれ、シリアルとか入れなかったけど・・・
これって雑誌とかで前提で作ってそう。そのうちCMで配布されるんかな。
スペック
スペックはこんな感じです。
ちょー要約すると4種類のディレイタイプがあり、各種フィルター、アナログテープサチュレーション、LFOを搭載したBPMシンク出来るディレイです。
- Variable State Filter – (High-Pass, Low-Pass, Band-Pass) stereo linked 24db/oct self-oscillating filter
- Saturation – Analog Tape Style Saturation, to get the warm classic sound of a real Tape Delay
- 4 Delay Modes
- Mono
- Stereo
- Ping-Pong
- Ping-Pong Separate
- Envelope Follower – to modulate the filter cutoff and the delay time
- LFO – with variable waveforms to modulate the filter cutoff and the delay time
- BPM Sync – The delay time and the LFO frequency can be synced to your project tempo to create rhythmic effects.
ファーストインプレッション
以前デモを試した時はすぐ内部でクリップしていたと思ったのですが、多分saturationの値が大きくてクリップしていたと思ったようです。過去の記事修正しました。
良い所
- フィルター発振し(もどき)ます。
(Emphasis最大時Cutoff 76で鳴って77で鳴りやむので、ただのSine波がCutoffと連動して鳴ってるだけですが・・・) - ディレイ音をリバース出来ます。(これは良いです)
弱い所
- ディレイタップは1つだけ。(ディレイ音毎のフィードバック量の変更が出来ません。)
- 個人的にはサチュレーションが結構耳障り
- フィードバック最大の時の音がちょっと残念
以下の音を聞き比べて欲しいのですが、フィードバック最大の時にディレイタイムのノブを動かしたときの音です。よく使われる効果ですが、SphereDelayはなんか違うんですよね。
そして思っていたよりFruity Delay 3が良かった。ついパラメータ適当に変更して遊んでしまったので、少し長めです。音量大き目なので、音量下げて気を付けて聴いて下さい。
SphereDelay
Fruity Delay 3
まとめ
個人的な話ですが、SphereDelayはリバースとLFOが良い感じだけど、Fruity Delay 3をもっと使おうという感じです。
リバースディレイはPatcherでFruity Delay 3にGrossBeatをかませば簡単に出来ます。
FLStudioの使い方 Patcherでリバースディレイを作る方法
FLStudioのPatcherでリバースディレイを作る方法を紹介します。
簡単にリバースディレイが作れてしまいます。
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