2020年版Reaktor User Libraryのエフェクトおすすめ5選(音付き)
管理人のyosiです。
気付けば良いエフェクトがリリースされていたのでご紹介です。
大体2019年~現時点でリリースされてるエフェクトで良さそうなものを5つ厳選しました。
MRX90
もう見た目が良いですよね。
そしてこの開発者のJames PeckさんはなんとVHS Audio Degradation Suiteの開発者でもあります。
Reaktor User Libraryではもう有名なエフェクトですね。
簡単な解説
パラメーターは2つとシンプルですが、結構しっかり作られています。
左の青いノブはノイズですが、アタックを拾ってノイズの強弱が付くようになっています。
またGate機能も備えており、何も鳴っていない時はノイズが鳴らないように設計されています。
右側のノブはAge(年代)でComp、Filter、Delayによってダイナミクスとハイを削り、Wow効果が付与される設計です。
Glitschko
ハイパスフィルター、ローパスフィルター、ビットクラッシャー、ディストーション、デジタルディレイ、ロール&ピンポンエコー、スクラッチ、テープストップ、スタッターなど、いくつかの代表的なグリッチエフェクトを組み合わせたマルチエフェクトです。
このエフェクトは、特にライブパフォーマンスでの使い勝手を重視して設計しました。ノブとボタンが8つあるだけなので、機能や設定に迷うことなくMIDIコントローラーにマッピングすることができます。
簡単な解説
フェードインアウト等が無いグリッチ、スタッター系エフェクトです。
はっきり言ってブチブチノイズが入りますが、最近こういうブチブチ言う系が少ないので、むしろ貴重かもしれません。
全部でブチブチ言うとうるさいですが、上手くLowpass等で高音削ればノイズもありかと思います。
RX950がこういう時に良い仕事してくれます。
Hershman Filter Tank
これは伝説のシャーマン・フィルターバンクを再現したものです。
すべてのクレジットはKassian Troyer氏によるもので、彼の “heRman FiLterbank “アンサンブルはハーシュマン・フィルター・タンクをベースにしています。彼は15年前に彼のバージョンを作りましたが、今でも素晴らしいサウンドを奏でています。
ユーザーインターフェースとパネル要素は私がデザインしました。
そのままでも、コンポーネントパーツとしてもお使いいただけます。
簡単な解説
これは昔サンレコとかでよく見かけたシャーマン・フィルターバンクをモデルに作られています。
そして実は元々は別の方(kassian troyerさん)が作っており、2004年にアップされていました。(こんな昔にあったとは驚きです)
実機を知らないので何とも言えませんが、正直使い方がさっぱり判りません。
マニュアルでも読み込もうかと思います。
少し遊んでみました。
ChroSDD
別のアプローチでKORG SDD 3000をベースにしたエミュレーション
これは改善のためのBETA版オープンです。
LOG 0.1
XL関数はCPUに負荷がかかりますが、サウンドデザイン機能の一部です。
バグレポートを jasper@pulsecraft.nl にメールで送ってください。
簡単な解説
これは少し前にアップされたものですが、良いのでご紹介です。
KORG SDD 3000がベースで、KORG SDD 3000はUADでプラグイン化もされました。
流石に同じとはいきませんが、機能的には素晴らしいです。
Filterやモジュレーションを備えていてLo-Fi好きにおすすめです。
VHS Dry/Wet/Gate function
ノイズを入力信号に追従させるためのゲートを追加しました(オリジナルでは常にノイズが鳴っていたのが嫌でした)。また、FXパートには一般的なDry/Wetを追加しました。
このようにして、音をどれだけ “劣化 “させたいかをコントロールすることができるようになりました。
完璧ではありませんが、誰かの参考になれば幸いです。オリジナルのVHSプラグインの素晴らしい仕事をしてくれたJames Peckに感謝します。
簡単な解説
いや、知ってるから!と言われそうですが、実は違うんです。
右側に見慣れぬものが付いてますよね?
これGateなんです。
ですからLo-Fi系のプラグインで良くあるノイズが鳴りっぱなしで邪魔という状態を回避できるのです。
これ超便利になります。
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