以前自動で音量を揃えてくれるプラグインAuto Gain Stagerでも紹介記事を書いたLandon Viatorさんのビットクラッシャープラグインの紹介です。
ただゲインマッチに関してはこちらの記事の方がやり易いです。
ちょっと脱線しましたが、Lo-Fi系のプラグインってIRとビットクラッシャーで作れるんじゃないかと。
そしてこの2つを色々変えれば幾らでもバリエーションが得られるんじゃないかと。
試してみました。
以下の動画はFLStudio付属のFPCのJazz KitにVintageマイクのIRとMarauderを組み合わせてみました。(あとリリースを除去する為にCrackを使っています。)
如何でしょうか。
Lo-Fi感のないFPCの音がLo-Fi系の曲でも結構使えそうな音になったんじゃないかと思います。
(FPCはドラムパターンが大量に内蔵されているので使い勝手は良いです)
この辺の詳しい解説は別途記事を書こうと思います。
脱線したので戻ります。
この記事では以下の内容でお送りします。
・Marauderのダウンロード方法
・MarauderをFLStudioで使う際の注意点
Marauderの概要
私の最新のプラグイン、Marauderはビットクラッシャー・ディストーションです。このプラグインは、オーディオを絶対的にクランチしたり、微妙にビットリダクションしたりすることができます。機能の一部を紹介します。
– Resample:ビットクラッシャー回路のサンプリングレートを下げて、甘い破砕音を得ることができます。
– Bit Depth:6〜16ビットのセレクターで解像度を変更します。
– Noise:Bit Depthパラメータとダイナミックに相互作用する特別なピンクノイズ回路のボリュームコントロール。
– Mixノブ:ビットクラッシャーエフェクトの全体的なウェット/ドライミックスを行います。
– Filter:周波数レンジの低域をフィルタリングし、Resampleパラメータを変更した際の高域のアーチファクトを実際にクリーンアップします。
– Jitter:Resampleパラメータで設定したダウンサンプリングとアップサンプリングの精度を動的に変化させる特殊なアルゴリズムです。
– Reset:すべてのコンポーネントをデフォルトの状態にします。
– Phase プラグイン全体の位相を反転させます。
– Drive:ドライブ。入力をビットクラッシャー回路に強く押し込み、クリッピング効果を生み出します。
– Trim:プラグイン全体のマスターボリュームを調整します。プラグイン全体のマスターボリュームを調整します。
インテルマック、M1マック:AUとVST3
Windows 10:VST3
Marauderのダウンロード方法
以下のリンクより遷移します。
画面下部のリンクからダウンロードします。
Winの場合中身はVST3ファイルなので通常以下のPathに入れればインストールは完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
MarauderをFLStudioで使う際の注意点
Marauderをそのまま起動しても音が鳴りません。
設定を2箇所変更する必要があります。
1つは毎度おなじみの「Troubleshooting」の「use fixed buffer size」を有効にします。
2つ目は「Processing」の「Make bridged」を有効にします。
これで音が出るようになったかと思います。
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