兎にも角にもブラインドテストが必要だと思います。
(欲を言えばABXテストが良い)
人間の先入観は自覚出来ないと思います。
人間の受ける情報の8割は視覚と言われています。
ですからゲインマッチした視覚情報を排除したブラインドテストで違いを確認して、良い方を採用すべきです。
FunkyABXはWebベースですので、例えばバンドメンバーで複数ミックスを聴き比べる際に利用したり、SNSで利き音的な使い方をりたりするのに便利です。
自分の環境だけで聴き比べをする場合はプラグインでブラインドテストが出来るHOFA 4U+ BlindTestが便利です。
以下の記事で使い方も書いていますので、こちらもどうぞ。
FunkyABXの概要
お気に入りのコンプレッサー、サチュレーションプラグイン、インストゥルメント……さらにはミックス全体を、人々にランク付けして識別してもらいましょう。
WEBベースなので他の人にブラインドテストをしてもらうという用途でとても使えます。
既にデモがありお試しする事が出来ます。
FunkyABXが良いのは自動でABの切り替わる時間を調整出来たり、クリックでシームレスに切り替えが可能な点です。
そしてテストの作成が今の所登録しなくても出来ます。
FunkyABXでABXテストの作り方
自分のABXテストの作り方は右上のメニューから「New test」をクリックします。
設定箇所が少しあるのでそれぞれの項目を解説していきます。
Test type
テストの種類を設定出来ます。
テストでランクを付けてもらう場合は「Ranking」、どのトラックが何かを当てる場合は「Recognition」のチェックボックスにチェックを入れます。
単純に聴き比べだけなら「No test, only listening」を選びます。
現時点ではABXテストには対応していませんが、もうすぐ実装されそうです。
Infos
基本情報を設定します。
必須項目は「Title」だけです。
Visibility
誰でも見れるようにしたい場合は「The test is public」にチェックを入れます。
Tracks
「Name」に名前を付けて「ファイルを選択」からアップロードするファイルを選択します。
「Name」は表示されますので、「A」とか「1」などのシンプルな名前が良いかと思います。
アップロードできるファイル形式はwav, mp3, aac, flacでwavはflacに自動で変換されます。
「Add a track」をクリックすれば比較トラック数を増やす事が出来ます。
(試してみましたが、16トラックまでは増やせました)
全て終わったら右下の「Create test」をクリックするとテストが作成されます。
この時Wavだと変換が完了するまで数分掛かります。
(トラック数が多いとその分時間が掛かると思いますので待ちましょう)
Your test
変換が完了するとリンクが生成されます。
「Test public page」のリンクをテストして欲しい人に連絡します。
「Test edit page」は自分がテストを編集したい時に使うリンクです。
このリンクを使えば編集が出来ます。
まとめ
Webベースで簡単に設定出来て非常に良いです。
自分以外の人に判断を頼む場合やSNSで比較してもらうのに良さそうです。
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