EQを使わないリアルなラジオボイスの作り方【音源付き】

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Gellinger / Pixabay
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EQを使わないリアルなラジオボイスの作り方【音源付き】

yosi です。

ラジオボイスの作り方が気になって調べてみたら殆どがEQを使うというものでした。

確かに似た感じにはなるけど、ちょっと違うなーと言うのが正直な所。

論より証拠と言うわけで、以下を聞き比べで下さい。

どちらがイメージするラジオボイスの感じがしますか?

オリジナルの音声

1はEQで作りました。

2はある方法を使って作りました。

2の方がラジオボイスという感じがしませんか?
何となく、ラジカセのスピーカーから聞こえてくるラジオのような。

楽したいという方はこのプラグインがおすすめです。

もうプリセット選ぶだけで古いラジオの様な音が簡単に作れます。

 

ラジオボイスとは?

ラジオボイスって殆どの人がイメージするのは小さいスピーカーから鳴るlo-fiな音だと思うのです。

だからHiとLowがカットしてMidを持ち上げるとラジオっぽい音になります。

ですがこれではラジオっぽいだけで、リアルなラジオボイスになりません。

何故かと言うと、小さいスピーカーを再現出来ない為です。

では再現するにはどうするか。

このブログ記事を読んでくれている人は最初から気付いておられると思いますが、

小さいスピーカーで取得したIRを使うのです。

IRについてはこのブログでは結構多く取り上げていますので、興味のある方は是非見てみて下さい。

では前置きが少し長くなりましたが、ラジオボイスの作り方を解説します。

IRを使ったラジオボイスの作り方

事前準備

必要なソフト

・VSTを使えるDAWか波形編集ソフトが必要です。

もしDAWをお持ちでない場合は、VSTが使える無料の波形編集ソフトWavosaurが良いかと思います。

・小さいスピーカーで取得したIR

以下の記事を読んでIRをダウンロードして下さい。

・IRを使う為のプレーヤー

IRプレーヤーがない場合はConvology XTをダウンロードして下さい。

Convology XTについては以下の記事を参考にして下さい。

https://chilloutwithbeats.com/free-convology-xt/ ‎

作り方

めちゃくちゃ簡単です。単純にラジオボイスに聞こえそうなIRを選ぶだけです。

今回は「Small speaker mono.wav」を使っています。

ポイントはエフェクトのDRYとWETのバランスを完全にWETにする所位です。

FLStudioのFruty ConbolverへのIRの追加方法はこちらの記事を参考にして下さい。

あとラジオっぽさを強調したい場合、2段掛けも効果があります。あとはノイズを少し足すと尚ラジオっぽくなります。

「Small speaker mono.wav」を2段掛けして、ノイズを足したのがこちらです。

ノイズを混ぜた後はコンプを掛けるとより自然な感じになります。

続編となるラジオサウンドの作り方を書きました。

この記事ではノイズを足したり、サイドチェインを使う所も解説しています。

 

ラジオボイスのまとめ

如何でしょうか。簡単でかなりリアルなラジオボイスが出来たと思います。

もちろんEQを使って好みの音に近づけるのもありだと思います。

これをオケ全体にかけたり、ドラムだけにかけたりするとまた良い雰囲気になると思います。是非色々やってみてください。

その他に以下の様なプラグインを使うという方法もあります。

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コメント

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