VCV Rackのモジュールが使えちゃうプラグイン Cardinalの紹介
今日はVCV Rackのモジュールが使えるCardinalのご紹介です。
VCV Rackはバーチャルモジュラーでスタンドアローン、プラグインとして動作します。
しかしプラグインとして動作させるためにはPro版($149)の購入が必要です。
そんなVCV Rack 2の一部モジュールがプラグインとして使えるのがCardinalなんです。
VCV Rackについては使い方記事も書いていますのでこちらもどうぞ。
一部とはいえ8/2時点では925モジュール使えるので十分かと思います。
(VCV Rackは2,484モジュール)
VCV Rack 2 PRoとCardinalの比較は以下の比較はこちら
なんと言ってもMutable Instrumentsのユーロラックをべースに作られたAudible Instumentsシリーズが使えるのは素晴らし過ぎです。
Cardinalは使い方を書いていこと思います。
プリセットを鳴らしてみました。
概要
Cardinal はフリーでオープンソースのバーチャルモジュラーシンセサイザープラグインで、JACK スタンドアロンと AU、LV2、VST2、VST3 オーディオプラグインとして FreeBSD、Linux、macOS、Windows で利用可能です。
これは、人気のあるVCV Rackをベースにしていますが、完全に自己完結したプラグイン版であることに重点を置いています。具体的には、これはVCV RackのDPFベースのプラグインラッパーで、プロジェクトをフォークする代わりにそのコードを直接使用し、Rackの適切で自己完結した、完全にフリーでオープンソースのプラグインバージョンを持つことを目標としています。
Cardinalが存在する理由については、以下の理由セクションを参照してください。CardinalはRackといくつかのサードパーティーモジュール、そしていくつかの内部ユーティリティーを一つのバイナリに収めています。
Rackのすべての「コア」モジュールはCardinalの同等品に置き換えられ、オーディオプラグインとしてより良く動作するように簡素化されています。Cardinalは外部モジュールをロードせず、オフィシャルRackライブラリ/ストアにも接続しません。
商標上の問題を避けるため、VCVのブランドは(私たちの知る限り)すべて削除されています。VST3バージョンは進行中で、すでにビルドの一部となっていますが、まだ実験的なものです。
可能であれば、他のフォーマットを使用することをお勧めします。フォーマット
FreeBSD、Linux、macOS、Windows用のAU、LV2、VST2、VST3
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、利用しているOSにあったファイルをダウンロードします。
Winユーザでしたら「Cardinal-win64-##.##-installer.exe」がインストーラーなのでこれが良いと思います。(##はバージョンの数字)
インストール
「Cardinal-win64-##.##-installer.exe」をダウンロードした場合はデフォルトインストールで使えます。(VST3が入ります)
プリセットのロード
モジュラーがわからない方はとりあえずプリセットをロードして遊んで見て下さい。
プリセットは「File」の「Open Demo/Example project」から開けます。
まとめ
いや~素晴らしいプラグインですね。
Audible Instumentsシリーズが使えるのはかなりのアドバンテージです。
少し音の出し方とか使い方を書いていこうと思います。
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