今日はSocalabsさんのオルガン音源ORGANの紹介です。
オフィシャルによるとオープンソースのsetBfreeというトーンホイールオルガンのがベースとなっているようです。
シンプルなGUIですが、レスリースピーカーの機能も搭載されています。
鳴らしてみました。
ドラム足してみました。
唯一残念なのはプリセットが無い点です。
VST3だからかとVST2も入れて試しましたが、入っていませんでした。
概要
概要はsetBfreeの情報です。
DSPトーンホイールオルガンのエミュレータです。
setBfreeは、Laurens HammondとDon Leslieの名前と製品が世界的に有名になった電気機械式オルガンと音響修正装置の音と特性を模倣するように設計されたMIDI制御のソフトウェアシンセサイザーです。
setBfreeは「Tonewheel Organ Construction Kit」であり、1000以上の設定可能なパラメータを持つ物理的なモデルです。本物のB3のように「開いて」パラメータを調整することができ、ミント53の状態(デフォルト)から埃まみれのチューブ80年代のランダムの状態まで調整することができます。
デフォルトでは、setBfreeは2つのマニュアル(MIDIチャンネル1,2)とペダル(MIDIチャンネル3)を想定しています。全てのコントロールは必要に応じてMIDI-CCメッセージに動的にバインドすることができます(Kurzweil 2500やOxygen61のような一般的なキーボード用のデフォルト設定ファイルが付属しています)。
シンセとのインタラクションは、マウス/PCキーボードとMIDIを介して行うことができます。通信は双方向です。GUIのアップデートはMIDI出力へのフィードバックとして送られ、MIDIメッセージの着信はGUIをアップデートします。GUIは、MIDIキーボードが提供できない場合、迅速な視覚的なフィードバックとして適しています。
謝辞
SetBfreeは、長い間続いている巨大なプロジェクトです。Fredrik Kilanderが2003年に “Beatrix “という名前で固定サンプルレートのコマンドラインアプリケーションとして開始しました。2012年にWill PantherとRobin Gareusが眠れる美女を目覚めさせました。その間、サンフランシスコのジャズクラブ、オースティンの教会のミサ、ブラティスラヴァのフィリップ・グラスのコンサートなど、多くのコンサートに出演し、成功を収めた。ジュリアス・O・スミス3世とジョナサン・アベルに大感謝である。彼らの「Digital Waveguide Modeling of Musical Instruments」と「Doppler simulation and the leslie」の出版物は、それぞれのモデリングに不可欠なものでした。アイデア、バグレポート、パッチ、フィードバックを提供してくれたすべての人に感謝します。Dominique Michel, Fons Adriaensen, Jeremy Jongepier, Julien Claasen and Ken Restivo.
フォーマット
- Windows VST/VST3 32/64
- Mac VST/VST3/AU 64
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し少しスクロールするとダウンロードセクションがあります。
該当するOSの「DOWNLOAD」ボタンをクリックすればダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍するとVST2とVST3がそれぞれ32bit/64bitに分かれてフォルダ分けされています。
良く判らないという方はVST3のフォルダの中見(Organ.vst3)を以下のフォルダに入れればOKです。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
オルガン使うという方は是非チェック頂きたいプラグインです。
無料の中ではかなり良い方なんじゃないかと思います。
Socalabsさんのサイトではこの他にもかなり多くの無料プラグインが公開されているので、是非見てみて下さい。
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