無料の最強ディレイ兼リバーブのValhalla Super Massiveがバージョン1.5にアップデートしました。
ほんと無料でアプデしっかりってどんだけ素晴らしいだと言う感じです。
では早速アップデート内容を解説していきます。
この記事は後程Valhalla Super Massiveの紹介記事にくっつけますのでリンク等はされない様にお願いします。
ダウンロード方法と概要については以下の記事を参考にして下さい。
(何気に音付きでそれぞれのモードの違いを聴きます)
Valhalla Super Massivev1.5で追加されたモードの解説
概要
Supermassiveの1.5.0アップデートでは、OrionとCassiopeiaという2つの新しいリバーブモードが追加されました。これらは、マイケル・ガーゾンのフィードバック・ディレイ・ネットワーク理論の高度な拡張に基づいた、「奇妙な」リバーブ・アルゴリズムです。OrionとCassiopeiaの両方とも、ディケイの初期にはかなりまばらなサウンドになりますが、Densityコントロールの設定をゼロ以外にすると、すぐにエコーの密度を高めることができます。Densityコントロールはリバーブのディケイにも大きな影響を与え、密度を高く設定するとFeedback設定に関わらず非常に長いディケイが得られます。
新たに追加されたモードはOrionとCassiopeiaです。
追加された2つのモードの解説
Cassiopeia
カシオペアは2つのアルゴリズムのうち「小さい」方です。一般的に、Orionに比べてCassiopeiaを使うと、短いディケイとエコーパターンが得られます。私のお気に入りの設定は、Warpを0%に設定し、DensityとFeedbackを使って、4回目のリピートごとに顕著なパルスを持つエコーを得ることです。この曲では、Cassiopeiaのインスタンスを2つ使っています。1つはまばらに始まってだんだん濃くなるリバーブ、もう1つはパルス状の反復エコーです。
スネアで鳴らしてみました。
Orion
Orionは、ボンネットの中ではCassiopeiaの「2倍の大きさ」ですが、この結果、私にとっても謎であるリバーブ物理学のいくつかの法則により、Orionよりもはるかに長いリバーブとエコーが得られます。Orionを上記のCassiopeiaと同じ設定にすると、8回目のリピートごとに顕著なパルスを持つ神秘的なエコーを得ることができます。WarpとDensityの値を上げると、数分以上も続く、本当に巨大なモジュレーテッド・リバーブが得られます。ここでは、Orionのインスタンスを1つ使って、長いモジュレーテッド・ルーピング・エコーを得た例を紹介します。
こちらもスネアで鳴らしてみました。
これは良いですね。
まとめ
これは凄いですね、他の無料Delayやリバーブを圧倒的に突き放す感じは恐ろしい限りです。
有料のプラグインでもこんなにしっかりとしたアップデートをするデベロッパーさんは少ないです。
いい加減Valhalla Delayでも買おうかな。
しかし変な言い方ですが、Valhallaさんのプラグイン$30だったら今の2倍は売れているんじゃないかと思うんですよね。
単一エフェクトで$50出すって結構ハードル高いと私は感じるです。
(多分多くの人が同じ感覚だと思います)
$30で良いプラグインでアプデ付きとなれば超ハードル下がるのでバカ売れすると思うんですよ。
私の場合$30だったらあと2つか3は買ってるなと確信が持てるので。
とは言え、セールしない、値下げしないのスタンスなので、値段を変える事はしないでしょうし、それが良い所でもあるので、潔く$50で買うしかないですね。
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