【無料】インスピレーションを貰えるリズム生成WebサービスPatternariumの紹介

2022 03 17 04h18 36 DTM
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個人的に大好きなSonicchargeさんPatternariumというリズム生成Webサービスのご紹介です。

ちょっと時間が取れないのですが、以前から書こうと温めていたネタです。

大分昔からあるWebサービスなので多分結構多くの方がご存知かもしれません。

ただ英語なのでちゃんとどういうサービスか理解していない方も居ると思いますのでご紹介です。

概要

どんなもの?

Patternariumは、進化の原理によって生み出されたMicrotonicのためのコンピューター生成パターン集です。すべてのサウンドとリズムは、私たちのサーバーで実行されているアルゴリズムによって生成されています(名前もランダムで作られています)。Patternariumは巨大なコラボレーションのパッチランダマイザーだと思ってください。

どのように動くのか?
私たちのサーバーは定期的に、ランダムに選ばれた2つのパターンの掛け合わせで、1000種類のユニークなパターンを生成しています。あるパターンが高い投票率を獲得すればするほど、そのパターンが選ばれ、次の世代に子孫を残す可能性が高くなります。つまり、あなたは投票するだけで、Patternariumに参加し、その結果に影響を与えることができるのです。

ナビゲート

もっと聴きたいリズムは「上に投票」、もう聴きたくないリズムは「下に投票」をクリックしてください。投票すると、自動的に次のパターンに進みます。投票は最新世代でのみ有効です。投票せずに移動する場合は、左右の矢印をクリックしてください。パターンの表示順はランダムでユーザーごとに異なりますが、今いるダイレクトページのURLをコピーして、特定のパターンを友人と共有することも可能です。

右上に表示されるインフォボックスでは、そのパターンの詳細や、これまでの投票状況などを確認することができます。また、パターンの起源(”ascendants”)と子孫(”descendants”)を調べることができます。

パターンを使うには?

ダウンロードボタンを使って、現在のパターンを「.mtpreset」ファイルとしてダウンロードし、Microtonicプラグインにロードしてください。Microtonicが起動している場合は、「コピー」ボタンをクリックし、Microtonicに直接貼り付けます(Microtonicの「メインメニュー」を使用します)。プラグインに読み込んだら、パターンを簡単に微調整して、思い通りのサウンドにすることができます。

法的事項

Patternariumで作成されたすべてのパターンはパブリックドメインであり、どのような目的でも自由に使用することができます。しかし、もしあなたがPatternariumとMicrotonicを使って商業用のサンプルセット(サンプルCDなど)やMIDIファイルライブラリを作成する場合は、まず私たちにメールを送っていただければと思います。

Microtonicを音楽制作や演奏に使用する場合は、ライセンスの購入が必要です。ソフトウェアのアンロック、追加ダウンロード、技術サポートに加え、Sonic Charge製品のさらなる開発のための資金援助となり、私たちはあなたを永遠に愛しています。❤️

 

Patternariumの解説

簡単にPatternariumの解説をしときます。

上記リンクより遷移し「PRESS TO PLAY」をクリックするとビートが再生されます。

2022 03 17 03h47 29

左右の<>をクリックすると新しくビートが生成されます。

2022 03 17 03h49 23

右上の矢印をクリックすると生成されたビートの情報が表示されます。

これだけだとだから何?という状態かと思います。

このPatternariumで生成されるビートはMicrotonic($99)で使えるものなんです。

ポイントはリズムだけでなく、音自体もMicrotonicで再現されるという所です。

例えば以下の様なビートが生成されました。

コピーしてMicrotonicに貼り付けると以下の様に完全再現されるんです。

そして更にこのビートはMIDIファイルとしてドラッグアンドドロップまで出来るです。

なおこれからの機能はデモ版でも使えます。

ビートのコピー方法

ビートのコピー方法はPatternariumのコピーボタンをクリック

2022 03 17 09h40 58

Microtonicで左側のメニューから「Past Preset」をクリック

2022 03 17 09h43 26

これで完了です。

 

その他情報

著作権

生成されたビートはパブリックドメインなので自由に利用可能です。

Patternariumで作成されたすべてのパターンはパブリックドメインであり、どのような目的でも自由に使用することができます。しかし、もしあなたがPatternariumとMicrotonicを使って商業用のサンプルセット(サンプルCDなど)やMIDIファイルライブラリを作成する場合は、まず私たちにメールを送っていただければと思います。

 

過去のライブラリ

投票機能がついており、いままで色々な人が投票した結果が公開されています。

闇雲にビートを生成して探さなくても投票結果で良い物だけ使う事も出来ます。

上記リンクより遷移し、「Patternarium Generation」の中を見ると以下の様にサウンドクラウドで確認する事が出来ます。

そして良い投票が多かった順にリンクが並んでいます。

2022 03 17 03h59 37

リンクをクリックすればPatternariumでそのビートが開きます。

まとめ

Microtonicは$99と高く感じますが、リリースされてからかなり時間がたつにも関わらず色あせていないと思います。

セールはありません。

私自身Microtonicはまだ持ってませんが、MicrotonicとSynplantは絶対買う候補のプラグインなんです。(他のEchobodePermut8は既に持っていてどちらも素晴らしいです)

もしひとつでもSonic Chargeさんのプラグインを持っている場合はオフィシャルで全部入りへのアプグレがありますのでこちらも検討してみて下さい。

 

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DTM
Chillout with Beat

コメント

  1. このサイトのファン より:

    お久しぶりです。

    Microtonic全然ご存知ではなかったです。個人的にはこの記事でCthulhuクラスの衝撃を受けました。
    面白そうなサービスだと思ったので、試しに使ってみたんですが、XO系との相性が抜群に良いですね。
    デフォルトのMIDIマップがいい感じですし、設定を変えるとMIDIマップは変えずにC3キーで1-8チャンネルに分けて出力できるのでルーティングがめちゃめちゃ優秀でした。
    前から温めていた記事なだけあります。多分今後の曲で使うと思います。軽く専用のルーティングプリセットも組んだので。

    3月も終わりなので進捗ですが、ソニコンはちゃんと間に合って提出しました。
    普段はシンセ系でボーカルもTimeShaper系のプラグイン使うんですが、今回は審査内容からテーマを決めて、Venus Theoryさんみたいな曲作りました。
    Microtonicも使おうと思ったんですが、今回の曲調的にパーカッションは必要ないと判断して抜きました。審査項目にもなかったので。
    ちなみに、MIDIはCthulhuとPhraseboxだけで作っていて、コード進行以外は完全にフレーズアルペジオだけです。
    これをBitwigの各種ノートエフェクトを通したり、ノートモジュレーションをかけて曲にしました。
    かなりBitwigのデバイスでPhrasebox感消えてるので、そこら辺の出来公開を楽しみにしててくださいw
    公開は4月中旬頃に結果発表があるらしく、非公開曲であることが条件なのでそれまでお待ち下さい。

    話は変わりますが、Mac Studio凄かったですね!
    Serum100トラックが普通に動いたり、エフェクト複製しまくって負荷テストしてる動画見ると、明らかに今のパソコンより作業効率上がるので買い替えたいです。
    ただ、M1最後のラインナップとして、今年Mac Proの発表が残ってるんですよね。
    Ultraで十分凄いのにまだ上があるんですね。あとは値段だけですね。

    • yosi より:

      お久ぶりです!
      多分ソニコンで集中されているんだろうなと思ってました。

      Microtonic全然ご存知ではなかったです。個人的にはこの記事でCthulhuクラスの衝撃を受けました。

      Microtonic気に入って頂けて何よりです。
      Patternariumと連携出来るだけでもかなりいいですよね。
      リズムパターンが生成し放題で結構いい感じになりますし。

      デフォルトのMIDIマップがいい感じですし、設定を変えるとMIDIマップは変えずにC3キーで1-8チャンネルに分けて出力できるのでルーティングがめちゃめちゃ優秀でした。

      なとこれは知らないです。
      そんな事が出来るんですね。

      3月も終わりなので進捗ですが、ソニコンはちゃんと間に合って提出しました。
      普段はシンセ系でボーカルもTimeShaper系のプラグイン使うんですが、今回は審査内容からテーマを決めて、Venus Theoryさんみたいな曲作りました。

      おぉ流石です。
      Venus Theoryさんの曲ってアメリカのドラマに流れてそうな感じがします。
      (狙ってるのかなW)

      Microtonicも使おうと思ったんですが、今回の曲調的にパーカッションは必要ないと判断して抜きました。審査項目にもなかったので。
      ちなみに、MIDIはCthulhuとPhraseboxだけで作っていて、コード進行以外は完全にフレーズアルペジオだけです。
      これをBitwigの各種ノートエフェクトを通したり、ノートモジュレーションをかけて曲にしました。
      かなりBitwigのデバイスでPhrasebox感消えてるので、そこら辺の出来公開を楽しみにしててくださいw
      公開は4月中旬頃に結果発表があるらしく、非公開曲であることが条件なのでそれまでお待ち下さい。

      CthulhuとPhraseboxだけですか~
      それは楽しみです!

      Bitwigのノートエフェクト凄そうですね。
      あ、そういえばBitwigを購入しました!
      ノートエフェクトとか勉強してきます!

      話は変わりますが、Mac Studio凄かったですね!
      Serum100トラックが普通に動いたり、エフェクト複製しまくって負荷テストしてる動画見ると、明らかに今のパソコンより作業効率上がるので買い替えたいです。
      ただ、M1最後のラインナップとして、今年Mac Proの発表が残ってるんですよね。
      Ultraで十分凄いのにまだ上があるんですね。あとは値段だけですね。

      そんな動画があるんですね。
      Serum100って凄過ぎです。
      家だと2つ3つでノイズが乗り始めますw

      • このサイトのファン より:

        MicrotonicをBitwigで開いたら、黄色いインジケータが光っててMIDI出力してる?
        って気づいて、チャンネル毎に分けれないかなーと弄ってたら見つけましたw
        プリセットペーストするときに使う左上の矢印をクリックして、「MIDI Config」→右上にあるModeを「Piched」に変えるとC3キー固定でチャンネル別にMIDIを出力できます。
        サンプラーはルートがC3であることが多いので、各トラックにサンプラーを使ってリズムトラック作る場合便利ですね。

        Venus Theoryさん劇伴っぽいですよねwわかります。特にYoutTubeの解説だとリズムトラック使わないので顕著ですが、ガチ曲とかホントかっこいいです。
        https://www.youtube.com/watch?v=l_QFTvu1xE8
        あと、Au5さんが好きなので、メロディックダブステップとVenus Theoryさんのシネマティックな感じが融合した曲が作れるようになるのが目標です!
        ちなみに、ソニコンですが、前回100件中盤の応募数だったんですが、今回750件近く応募があったらしく、4月中旬頃の結果発表は延期みたいですw
        1位取るとかはさらさら考えてなかったんですが、何かしらの副賞は狙ってたのでぐぬぬって感じですw

        Bitwig仲間が増えて嬉しいです!
        でも英語含めてやっぱりチュートリアルが少ないので、結局片っ端からエフェクトをマニュアル見ながら使うのが早そうですw
        純正のモジュレータやデバイスは全てインスペクタの一番上のボタンからヘルプ見れるのも良いですね!

        Serum 100 trackは動くよってTweetだけでした。
        その代わりOTT1000個の動画はありましたw
        https://twitter.com/andrewhuang/status/1505237242041806849

        • yosi より:

          MicrotonicをBitwigで開いたら、黄色いインジケータが光っててMIDI出力してる?
          って気づいて、チャンネル毎に分けれないかなーと弄ってたら見つけましたw
          プリセットペーストするときに使う左上の矢印をクリックして、「MIDI Config」→右上にあるModeを「Piched」に変えるとC3キー固定でチャンネル別にMIDIを出力できます。

          ほんとだ、設定ありますね。
          利点はチャンネル毎に判られたらBitwigのMIDIエフェクトを別々に掛けられるってことですか?

          Venus Theoryさん劇伴っぽいですよねwわかります。特にYoutTubeの解説だとリズムトラック使わないので顕著ですが、ガチ曲とかホントかっこいいです。
          https://www.youtube.com/watch?v=l_QFTvu1xE8
          あと、Au5さんが好きなので、メロディックダブステップとVenus Theoryさんのシネマティックな感じが融合した曲が作れるようになるのが目標です!

          カッコいいですね!
          昔エニグマとか超好きだったのですが、ちょっと似た雰囲気を感じます。
          ベースが絶妙で凄い良いでね。
          主張し過ぎず、でもしっかり低い所を支えてる感じ好きです。
          私もメロディックダブステップ好きです。
          Au5さん知らなかったですが、良いですね!

          ちなみに、ソニコンですが、前回100件中盤の応募数だったんですが、今回750件近く応募があったらしく、4月中旬頃の結果発表は延期みたいですw
          1位取るとかはさらさら考えてなかったんですが、何かしらの副賞は狙ってたのでぐぬぬって感じですw

          なんとそんなに増えたんですか。
          約5倍って凄まじいですね。
          特典は14あるようなので以前の応募が140と仮定すると10人に1人は特典貰えたのが、一気に50人に1人とハードル上がり過ぎですね。
          特典が豪華なのとDTMをする人がコロナ過で増えた事が大きな要因なのかな。

          Bitwig仲間が増えて嬉しいです!
          でも英語含めてやっぱりチュートリアルが少ないので、結局片っ端からエフェクトをマニュアル見ながら使うのが早そうですw
          純正のモジュレータやデバイスは全てインスペクタの一番上のボタンからヘルプ見れるのも良いですね!

          最近ほんと急激にBitwigの利用ユーザが増えている気がします。
          FLのSongファイル読めちゃうのも素晴らしいです。
          あとほんとヘルプへのアクセスがし易くて便利ですね。
          ちょっと集中的に学んで記事書いていこうかなと考え中です。

          Serum 100 trackは動くよってTweetだけでした。
          その代わりOTT1000個の動画はありましたw

          ありがとうございます。
          凄いですねw
          OTTだからなのか、意外と破綻しないもんなんですね。

          • このサイトのファン より:

            >利点はチャンネル毎に判られたらBitwigのMIDIエフェクトを別々に掛けられるってことですか?

            そうですね。MicrotonicをMIDI出力用のトラックにして、音を出すのはNote ReceiverからChannnel Filterで特定のチャンネルだけオンにしてトラック作っていく感じですね。
            他にもキックとスネアのダッキングカーブを変えたいときもShaperBoxの前にReceiverとFilter使うことで実現できるのでChannnelで分けるのはルーティング的に楽だと思ってます。

            >私もメロディックダブステップ好きです。
            メロディックダブステップ良いですよね!Au5さんはサウンドデザインが素敵なので真似したいんですが、プリセットばっかり使ってきたので現在Vitalを本格的に勉強し始めました。
            ある程度ワブルベース系は再現できるようになったんですが、リードやコード系のサウンドデザインが苦手で勉強中です。

            ちなみに、Captain Plugins EPICは今の所旧バージョンからのアプグレ29ドルでした。
            今後クーポンとかも発行されるかもですね。そして、Captain Beatは今の所更新なかったようなのでEPICとは切り離される感じかもですね。
            あんまり魅力的な製品ではなかったので無理ないとは思いますが。

          • yosi より:

            返信が遅くなってすみません。

            そうですね。MicrotonicをMIDI出力用のトラックにして、音を出すのはNote ReceiverからChannnel Filterで特定のチャンネルだけオンにしてトラック作っていく感じですね。
            他にもキックとスネアのダッキングカーブを変えたいときもShaperBoxの前にReceiverとFilter使うことで実現できるのでChannnelで分けるのはルーティング的に楽だと思ってます。

            解説ありがとうございます。
            なるほどーBitwigだとかなり色々できそうですね。
            早く使いたいのですが、まだ少し先になりそうです。

            メロディックダブステップ良いですよね!Au5さんはサウンドデザインが素敵なので真似したいんですが、プリセットばっかり使ってきたので現在Vitalを本格的に勉強し始めました。
            ある程度ワブルベース系は再現できるようになったんですが、リードやコード系のサウンドデザインが苦手で勉強中です。

            サウンドデザインも楽しいですよね。
            私も勉強したいなぁと思いつつ優先度は低いので後回しというスパイラルに陥ってます。

            ちなみに、Captain Plugins EPICは今の所旧バージョンからのアプグレ29ドルでした。
            今後クーポンとかも発行されるかもですね。そして、Captain Beatは今の所更新なかったようなのでEPICとは切り離される感じかもですね。
            あんまり魅力的な製品ではなかったので無理ないとは思いますが。

            いつの間にやらリリースされていたんですね!
            アプグレするとCaptain Beatも付属するようです。
            これなら29ドルでも良いかなと。
            とりあえずまだ色々やる事が多いので少し様子見してみます。

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