Red Rock SoundのシンプルEQ HLF-3Cの紹介
今日は10周年を迎えたRed Rock Soundさんが無料のHLF-3Cをリリースしましたので、ご紹介です。
デベロッパーさんが10周年って素晴らしいですね。
HLF-3Cをモデルにしたプラグインは色々なデベロッパーさんが出していて、有料だとUADさんやOverLoudさん無料だとBlackRoosterAudioさん、IgniteAmpsさんがあります。
ご自分好みのプラグインを探してみてください。
音デモ
ローカットとハイカットのシンプルなプラグインです。
BlackRoosterAudioさんのVHL-3Cも鳴らしてみました。
こちらの方が滑らかです。
概要
Red Rock Sound HLF-3Cは、Passive EQ Collectionを完成させました。このプラグインは、12dB/オクターブのローカットフィルターとハイカットフィルターを搭載し、アンプなしのパッシブハードウェアに見られる挿入損失の不都合なしに、幅広いレトロ調の彫刻や過ぎ去った時代の特殊効果を提供します。
楽器やサブグループの不要な周波数を簡単に減算することができ、ミックスの中で素晴らしい音楽性を維持することができます。
HLF-3Cのハードウェアユニットは、入出力アンプを持たず、外部電源を必要としない真のパッシブデザインです。そのため、HLF-3Cハードウェアを使用した場合、信号レベルのロスが発生します。RRSのHLF-3Cプラグインは、この固有の信号損失を補正し、現代における簡便な使用のために、挿入時にユニティーゲイン(カットフィルターの一方または両方が作動するまで挿入損失はない)となっています。
HLF-3Cのインターフェースは非常にシンプルで、3つのコントロールのみです。
- In – このトグルスイッチは、プラグインバイパスのコントロールです。下側(バイパス)にすると、プラグイン処理は完全に無効になります。スイッチをアップにすると、プラグインが動作します。このスイッチは、処理された設定を元の信号の設定と比較するために使用されます。
- ローカット – このロータリースイッチは、ローカットフィルターのカットオフ周波数を指定します。11種類の周波数が利用可能です。50、80、100、150、250、500、750、1000、1500、2000CPS の 11 種類の周波数が利用可能です。
- ハイカット – このロータリー・スイッチは、ハイ・カット・フィルターのカットオフ周波数を指定します。11種類の周波数が利用可能です。1.5、2、3、4、5、6、8、10、12、15KCSの11種類の周波数が利用可能です。
フォーマット
macOS:AUV3、VST、VST3
Windows:VST、VST3
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「GET FREE」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
Winユーザの場合は、インストーラーがあってVST3対応しているのでVST3のみインストールすれば良いかと思います。
以下の画面で一番下だけチェックを残す。
まとめ
BlackRoosterAudioさんのVHL-3CのPhaseを見るとローカット時以下のようになるのです。
RedRockSoundさんの場合、HQモードだと以下のようになります。
垂直になると位相が反転するので、より自然なEQといえるのかもしれません。
なおRedRockSoundさんはこのほかにEQ560、EQ302、SA60も無料なのでこちらもチェックしてみてください。
あとパトロンも募集していて、パトロンになると全てのプラグインが使えるようになります。
(サブスクとして機能するので、パトロンを辞めるとプラグインは使えなくなります)
ただし、1カ月毎に最低1つプラグインが貰え、このライセンスはパトロンを辞めても残ります。
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