Reason11 Rack Plugin徹底レビュー(最安購入方法も)

DTM
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Reason11 Rack Plugin徹底レビュー(最安購入方法も解説)

Chillout with Beats の yosi です。

多くの方がプラグインとしても使えるようになったReason 11が気になっていると思います。

私自身Reasonがリリースされた当時はかなり使い込みました。
全くVSTに対応せず、ただただ使い辛くなっていったので、v4辺りから一切使わなくなりました。

このレビューはReasonをDAWとして使うのではなく、他のDAWからPluginとして使った時の使い勝手に絞ってレビューします。

結論から言うと以下のユーザにおすすめです。
(旧Reasonライセンス所有者はSuiteがかなりおすすめです)

・ReakotrやMIDI系リフやリズムジェネレータを持っている人
・Europaが欲しい人
・Reasonのシンセやエフェクトに魅力を感じるデバイスがある人
・Reasonの旧ライセンスを所有していてシンセが好きな人
・CPU負荷が低くて使い勝手の良いシンセを探している人
・モジュラーが好きな人
 
逆にこの様な方にはあまりおすすめ出来ません。
 
・Logicユーザ(AUのサポートは年末を予定)
・既に多くの質の高いシンセやエフェクトを所有している
・Reasonの旧ライセンスを所有していない上に金欠
・シンセの音より生楽器のライブラリが欲しい

 

以下のポイントを詳しくレビューします。

・CPU負荷
・各種IN、OUTの自由度
・シンセとしての使い勝手
・エフェクトとしての使い勝手

 

Reason 11の概要

まず簡単にですが、Reason11の概要と各エディションの価格、アップグレードパスについて解説します。

オフィシャルのReason Rack Pluginの動画です。

Reason Rack Plugin – in Reason 11
1点だけ注意点です。サポートされるプラグイン形式はVST3のみです。 AUバージョンは開発中であり、年内に対応予定

今更ですが、Reasonはモジュラーに近いです。2001年にこのソフトが存在していた事が素晴らしいですが、Reaon4辺りから迷走したように思います。残念なのは何故もっとモジュラー寄りに開発が進まなかったのかという事につきます。

各バージョンの価格

Reason 11は現状(9/29現在)国内で販売されていないように思います。
(ただし8月1日以降にReason10を購入したユーザは無料でUpgarade可能)

購入は旧バージョンを日本で買うかReason 11をオフィシャルか海外サイトで買うかです。

 

実はこれ知らないと損なのですが、Europaは単体で1万5千円位で売られています。
しかしReason Intro(8千円弱)にはEuropaThorMonotone Bass 等のシンセやTransformerSoftube Guitar Amp等のエフェクトデバイスが付いてきます。実は超お買い得です。
 
新規で購入する場合(定価)

エディションはIntro、無印、Suiteの3つです。

価格は以下の通りです。

Reason 11 Intro      :$ 99
Reason 11 Standard:$399
Reason 11 Suite      :$599
旧バージョンやLiteからUpgradeする場合(定価)
旧ReasonからReason11 StandardへのUpgrade :$129
旧ReasonからReason11 SuitへUpgrade           :$249
旧Reason IntroからReason11へのUpgrade      :$299

Reason11からReason11 Suitへのアップグレードが可能かは問合せ中です。(返答なし)
判り次第更新します。(多分旧ReasonからSuiteへのパスと同じ価格になるような気がします)

最安で購入する方法

対象がStandardかSuiteかで方法が異なります。

Reason11 IntroとStandard

Intro、Standard共に国内でReason10を購入しReason11へ無償アップデートが最安です。

Reason 10 Standard(Reason11 Standardへ無償アップデート可)

人によっってポイントは異なるので、詳細は確認をお願い致します。
(私の環境ではYahooが一番ポイント加算されて安かったです)

  Reason10 価格(9/29現在) ポイント
Yahoo 37,800円 4,024
楽天 37,800円 1,134
Amazon 34,707円 347

 

Reason 10 Intro(Reason11 Introへ無償アップデート可)

人によっってポイントは異なるので、詳細は確認をお願い致します。

  Reason10 Intro 価格(9/29現在)
Yahoo 8,640 1,118
楽天 8,640 258
Amazon 8,280 0

 

Reason11 Suite

現時点では国内で購入が出来ません。

旧バージョンを持っている場合はAudioDeluxeでSuite Upgradeを購入が一番安いです。

確認したのは大手のJRRAudioDeluxeでが、Suiteのアップグレード価格が$223.99とAudioDeluxeの方が10円程度安いです。

以下の価格はAudioDeluxeでの価格です。
(108円で換算していますが、Paypal決済だともうだけ少し高くなると思います。)

エディション 価格 108円換算
Reason11Standard $358.99 38,771円
Reason11 Intro $88.99 9,611円
旧ReasonからReason11へUpgrade $115.99 12,527円
Reason11 Suite $538.99 58,211円
旧ReasonからReason11 SuiteへUpgrade $223.99 24,191円
Reason Studios Reason 11 Upgrade from Intro/Lite $268.99 29,051円

エディション毎の違い

オフィシャルで綺麗にまとめられていますので、ここでは概要のみとします。

詳細の確認はオフィシャルでお願います。

メイン機能 Intro Standard Suite
Reason Rack Plugin
Instruments 11 17 28
Effects 11 29 31
Players 3 3 6
Utilities 8 8 8
Total devices 33 57 73
Audio/MIDI tracks 16 Unlimited Unlimited
Sounds & samples 2.6GB 7GB 7GB
どのエディションもDAWからは使える為、音源やエフェクトを既にある程度持っている人はIntroでも良いと思います。DAWから使えばAudioとMIDIトラックの数制限も関係ありません。
ただ、InstrumentsとPlayersに魅力を感じる人はSuiteしか選択肢が無いと思います。

CPU負荷

CPUはCore i7-4770K 3.5GHzでの計測です。

結論から言うとやはり全体的に軽いです。使い勝手も良く複数起動してもサクサク動作するかと思います。

FLStudioのデフォルト状態が以下です。

Reason Rackを起動した状態で236MBのメモリ使用です。

以下の選択画面で上図です。

Europa

割と重そうなEuropaを起動した状態です。

5音同時発音で13%~18%でした。少し重めです。

 

 

Grain

次も割と重そうなGrainですが、メモリは食いますが、CPU負荷は低めです。

5音同時発音で5%~6%でした。
幾つかプリセットを試しましたが、少し上がるプリセットもあるものの10%以下の負荷でした

Thor

重そうにも思えますが、結構軽いです。

5音同時発音で3%~4%でした。

 

Kong

軽そうなKongです。実際軽いです。ただメモリーが解放していないのか高めです。

一度Reason Rack自体を消して再度読み込みKongを起動した所、以下のようになりました。

5音同時発音で2%~3%でした。

その他

以下は5音同時発音時もかなり軽かったので簡易的に書きます。

Redrum :1%
Dr.OctoRex: 2%
ID8 :2%
NN-19: 2%
NN-XT :2%

1点気になったのはシンセを読み込んで他のシンセを読み込むとメモリ使用量が増える傾向にあります。そのうち減るのかと思いましたが、繰り返したら、1つしか読み込んでいないのに以下の用に1GB超えました。

単純にReason Rackを一度削除して再度読み込めばメモリー解放されるので、気にする必要は無いかと思います。(DAWであれば一度保存して再度開けばメモリーが解放され使用量が減ります)

各種IN、OUTの自由度

個人的に1番気になっていたのがAudioやMIDIのルーティングです。

Audioのルーティング

オーディオのルーティングはかなり自由度が高いです。

FLStudioユーザの感覚だとPatcherに近いです。

Audio Input Output

Reason RackにはAudio Inが4(2はサイドチェンとして使える)とOutが32あります。

Reason Rackを複数起動出来し、内部でミキサーを使えますので、ほぼ制限は無いと考えて良いと思います。

内部Mixer(上がStereo 6ch 下がStereo16ch)

パラアウト

Samper系は全てパラアウト可能です。

Kongに関してはAUX OUTもあります。

Mixerを追加出来ますので、Reason Rackでエフェクトを掛けたり、まとめてDAWに戻す事が出来ます。

MIDIルーティング

正直これに関しては唯一残念です。

結論から言うとReason RackからMIDI OUTが出来ません。

下図の通り、一切MIDIに関するルーティングがありません。

よってReason RackからLFOやMIDI Noteを他のVST等に送ることは出来ません。

Reasonには強力なDual Arpeggio(アルペジエイター)、Quad Note Generator(リフジェネレーター)Scales & Chords(コードジェネレータ)、Drum Sequencer(Drumシーケンサー)等が搭載されていますが、これらをVSTに送る事が出来ません。

CVルーティング

モジュラーより自由度が低いですが、モジュラーのCVと同じです。

各デバイスのバックパネルにCVのInやOutが付いていますので、CVジェネレイト系デバイスを使ってモジュレート出来ます。

CV Merger & Splitterを使えば、CVを複数に分けたり、統合したり出来ます。

1つのLFOから複数のデバイスを操作する事も可能です。

 

シンセとしての使い勝手(良いポイント)

良いポイント
・CVを自由にアサインしてパラメータをモジュレート出来る
・DAWからパラメータのオートメーション出来る
・UndoRedoが出来る

CVを自由にアサインしてパラメータをモジュレート出来る

Reason Rack内ではかなり自由にCVを操作出来て使い易いです。
(要はシーケンサやLFO等で他のシンセのパラメータをモジュレート出来るのです)

改めて思いますがこれはほんと良いです。

簡単な動画を撮りました。

Pulsar Dual LFOとMatrix Pattern Sequencerを使っています。

Matrix Pattern Sequencerのランダマイズ機能を使ってシーケンスを生成して、Pulsar Dual LFOをFilterのCutoffに割り当ててモジュレートしてます。

CVジェネレイト系デバイス

Matrix Pattern Sequencer

70年代スタイルのモジュラーシンセに興味がある場合、またはラック内の事実上すべてを制御できるアナログスタイルシーケンサーで遊んでみたい場合は、Matrixを試してください。

バックパネル

 

 

 

RPG-8

ReasonのクリエイティブなアルペジエイションツールであるRPG-8で、退屈なコードをひらひらとメロディーラインに変えます。
RPG-8

バックパネル

DAWからパラメータのオートメーション出来る

当たり前と言えば当たり前ですが、FLStudioからもパラメータを自由にオートメーション出来きます。

以下の画像はFLStudioから見たEuropaのパラメータ一部です。

試しにFruty Peak Controllerから操作してみましたが、Europa音がかなり好みで良いです。

残念なのはMidiルーティングでも書いていますが、Midi関連のやり取りがDAWと出来ない所です。

これだけはバージョンアップで対応して欲しい所です。

UndoRedoが出来る

UndoRedoがある点もかなり点数高いです。

普通のVSTiだと殆どUndoRedoが出来ません。

Reason Rackの様に内部で色々出来る場合、ユーザとしては欲しい機能なので素晴らしいです。

シンセとしての使い勝手(悪いポイント)

悪いポイント
・MIDI OUTが出来ない
・ケーブルの色が変えられない
・バックパネルを表示させるのに画面上部の「Flip Rack」をクリックする必要がある

MIDI OUT以外は多少使い勝手が悪い程度の軽微なものです。

MIDI OUTが出来ない

他の所でも書いているので割愛しますが、MIDI OUTが出来ないのは本当に残念です。

ケーブルの色が変えられない

オーディオとCVでケーブルの色が違うのとランダム?で色が少し変わるようですが、量が増えると追いきれません。

大した量でもない下図でも結構見えずらいです。

 

エフェクトとしての使い勝手

エフェクトも本当に良いです。

VSTとして使えるというだけでかなり利便性が上がります。

SynchronousPulveriser Demolition UnitThe EchoAudiomatic Retro Transformerを動画に撮りました。

ちょっとSynchronousかなり気に入りました。(Reason 11Standard以上に付属)

Introducing Synchronous

Reason11 Rack Plugin徹底レビューまとめ

まとめます。

旧Reasonライセンス所有者でシンセが好きなら買って損しないです。ちょっとしたシンセ1つ分の価格でこれだけのアップデートが手に入るのですから。

と言うか実はEuropaが$149しますが、Introだと1万切ります。
(ポイント等を考慮すると実質8千円以下)

Europa+α買うならIntroを買うべきです。

旧Reasonライセンス持ってい居ない人はとりあえずデモ版を試す事をおすすめします。
30日間はStandard版が使い放題です

・CPU負荷が全体的に低い
・旧Reasonライセンスからのアップグレードが安い
・CVを自由にパッチングしてモジュレート出来る
・各種デバイスが豊富
・エフェクトが個性的
・MIDI OUT出来ない
・AUフォーマットに対応していない(年末対応予定)
・ケーブルの色が変えられない

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