Reaktor Library WaveWeaverの解説
Chillout with Beats の yosi です。
最近Reaktorの中を見るようになって思うのは、モジュラーを学んでおくとReaktorの理解が楽になります。
以前Reaktorを色々触ってたことがあったのですが、全然判らず諦めました。
ただ、今改めて見てみるとモジュラーの知識がかなり役に立って以前理解出来なかった部分を理解出来るようになっていました。
改めてモジュラーすげーとなりました。(まだまだモジュラーネタは書きますよー)
本題に戻ります。
前回ReaktorFactoryLibraryのWaveWeaverとVSTiをMIDI連携する方法を書きましたので、連携方法は以下の記事を参考にして下さい。
マニュアルのGoogle翻訳です。(ついでにポイントを解説します)
WaveWeaverマニュアルのGoogle日本語翻訳+α
WaveWeaverアンサンブルは、ウェーブテーブル合成を使用して、さまざまな微妙なまたはハーシュトーンとリズミカルなパッドを生成します。 WaveWeaverのオシレーターは、実際にはいくつかの短いループサウンドファイルのセットであり、それぞれがオシレーター波形として使用されます。各ウェーブテーブルのサウンドファイルは互いにブレンドすることができ、XYパッドを使用してそれらの中から同時に選択し、ループの開始点を変更できます。スケール補正機能を備えた内蔵シーケンサーを使用すると、独自のシフト溝を作成できます。 MoDelayおよびFilterDelayを使用すると、サウンドにいくつかの効果を追加できます。

ここではシーケンサーに絞って翻訳します。
The Sequencer
3部構成のシーケンサーが開始され、グローバルMIDIクロックによってテンポ制御されます。
シャッフルコントロールでスイングを追加できます。
シーケンスの開始点とループの長さは、開始ノブと範囲ノブで調整できます。
[Clock]セクションの[Reset]ボタンを押すと、シーケンスが[Start]ノブで決定された位置に強制的にリセットされます。
Skipノブは、シーケンスが進むたびに残されるシーケンサーのイベントテーブルのステップ数を設定します。
BidirボタンとInvボタンは、シーケンスステップの再生順序を変更します。 Bidirはシーケンスを順方向に実行し、次に逆方向に実行しますが、Invは再生順序を逆にします。

Invはボタンを押下している間逆方こうにシーケンスが再生されます。ライブなんかで使えそうですね。
これらのコントロールは、たとえば、パフォーマンスのシーケンスの特性を非破壊的に変更する場合に非常に役立ちます。
2つのPosition Mod LFOを使用して、シーケンサーの現在の再生位置を経時的に変調することもできます。それぞれ、変調量を反転させ、SymmノブでLFO波形の対称性を制御できます。
シーケンサーの一番上の行は、各ノートの長さを制御します。中央の行ではピッチシーケンスをプログラムできますが、下の行ではゲート値を設定します。ゲート値は各ステップのベロシティまたはボリュームに影響を与えます。
Pitchノブを使用して、ピッチをオフセットしてシーケンスをトランスポーズできます。 Pitchの横にあるMIDIスイッチをオンにすると、シーケンスのベースピッチをトランスポーズし、MIDIキーボードでコードを演奏できます。これらのコントロールを使用して、複雑な変調アルペジエーションを作成できます。
スケール補正セクションでは、ピッチデータを特定のスケール(cメジャーまたはペンタトニックスケール、ドリアンモードなど)にマッピングするオプションが提供されます。これにより、キーボードを使用してシーケンスピッチをトランスポーズすると、微妙で動きのあるエフェクトを作成できます。
以下はマニュアルに記載のない機能を使った感じで解説します。
Scenはシーケンスのシーン切り替えが出来ます。全部で127までありますので、これを切り替えればライブでも仕込みをしっかり出来るかと思います。
1/2はシーケンスの再生速度を半分に出来ます。
モジュレーションを使ったデモ
Reaktor Library WaveWeaverの解説まとめ
適当に鳴らしてもスケールをあわせれば音が外れる事もないし、ランダム要素を増やす事も出来ます。
また、音階のシーケンスをしっかり作ってシーン切り替えすれば作り込みも十分出来ます。
シーケンス部の作りがしっかりしている為、かなり使えます。
改造出来る知識を増やして公開していこうと思います。
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