色々なモデルを搭載したAI技術ベースのプラグインNeutoneの紹介
なんかすごいプラグインを見つけました。
この「Neutone」は1つのプラグインなんですが、中に20以上のAIベースのモデルが入っており、プラグイン内で切り替えが可能です。
ただ、多くは以前ご紹介した音をトランスフォームするDDSP-VSTに似ていて、音色毎にモデルが異なるので、それで数が多くなってます。
トランスフォームする精度はDDSP-VSTの方が上だと思います。
「Neutone」で注目すべきはMixをSTEMに分離出来る「DemucsStemSeparation」です。
STEM化は色々出てますが、無料でプラグインは無かったと思います。
音デモ
音デモでは「DemucsStemSeparation」を鳴らしてみました。
「DemucsStemSeparation」はMixをボーカル、ベース、ドラム、それ以外に分けてくれます。
それぞれの音量がノブにアサインされているので、どれか一つだけ鳴らす事は勿論、ベースだけ音量を下げるとか、ドラムとベースだけにするといった事が可能です。
「DemucsStemSeparation」を使うには「use」をクリックします。
ロードするのに少し時間(数秒)が掛かりますので待ちます。
それぞれのノブの割当は以下の通りで音量が変化します。
最初Dryでその後Wetです。
あとRAVEMultiVoxはかなり変な音を作れるモデルです。
どんな音でも人がしゃべっている様な音に変換できます。
これは動画を見てもらった方が早いです。
最初Dryでその後Wetです。
なんか呪文でも唱えているような感じになります。
概要
ようこそ
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製品ドキュメントはこちらv1.4.0がWindows、MacOS向けに2023年07月05日にリリースされました。
2つの新しいモデル RAVEMultiVox と Demucs.StemSeparation
バックエンド処理の最適化
再生遅延を大幅に削減
DAWに報告されるレイテンシー補正を修正
マイナーな動作とパフォーマンスの問題を修正
ローカルモデルをロードする際、ゲインパラメーターがモデルのデフォルト値で更新されるようになった
モデルがロードされていない場合、ドライオーディオが聞こえるようになった
WindowsにおけるWebViewの依存関係のパッケージングと配布を改善
のドキュメントページからアクセスできる情報ページNotion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.A new tool that blends your everyday work apps into one. It's the all-in-one workspace for you and your team
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | VST3,AU,Standalone |
Win | x | VST3,Standalone |
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、該当するOSをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
インストーラーなので、そのまま実行して流れに沿って進めばインストールされます。
FL Studioユーザの注意点
「Use fixed size buffers」を有効にしないとFL Studioごと落ちました。
同じ現象になる方は以下の設定を試してみて下さい。
設定はプラグインの歯車アイコンから「Troubleshooting」の「Use fixed size buffers」をクリックして有効です。
まとめ
なかなか良いですね。
単体だとかなり前からありましたが、プラグインだと非常に簡単に使えて良いです。
あと今後も増えそうなので、動向を見守っていきます。
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